三重県教育委員会では、他県で、中学生の死亡事案(熱中症疑い)が発生したことを受け、学校教育活動における熱中症事故防止について以下のとおり徹底することとしました。
1 暑さ指数(WBGT)に基づいた対応
(1)活動場所の暑さ指数(WBGT)が31°C以上の場合
⇒「運動は中止する」
(2)活動場所の暑さ指数(WBGT)が28°C以上31°C未満の場合
⇒「熱中症の危険性が高いため、激しい運動や体温が上昇しやすい運動は避け、必要に応じて運
動は中止する」
(3)部活動における各種大会への参加
⇒「大会主催者の指示に従う」
2 学校における体制整備
(1)活動場所や活動時間ごとに、暑さ指数(WBGT)を測定し、記録のうえ関係する教職員へ伝達す
ること。
(2)暑さ指数(WBGT)に応じた、運動や各種行事の指針(判断基準や判断者)等を設定し、学校の
「危機管理マニュアル」等に定めること。
(3)設定した運動や各種行事の指針等に基づき、実施の判断や内容変更、中止や延期等について、
日々、誰が、どのタイミングで決定し、伝達するか等の体制を整備すること(熱中症警戒アラー
ト発表時の対応含む)。