三重県では、日本語指導が必要な外国人児童生徒の在籍率が高く、散在化・多言語化も進んでいることから、これまで、外国人児童生徒巡回相談員(以下、「巡回相談員」という)を学校に派遣したり、民間事業者を講師とした「オンライン日本語教育」【※1】に取り組んだりしてきました。
今年度は、今までの取組に加えて、下記のとおり、巡回相談員による同時双方向のオンラインによる支援を開始します。
記
1 対 象 巡回相談員が訪問している公立小中学校の外国人児童生徒
2 実施内容 遠隔会議システムを用いて、巡回相談員による日本語指導や学習支援、学校生活への
適応指導、進路相談等を実施します。
授業や放課後等の時間に1回40分程度で、一人1台端末を用い、巡回相談員と児童
生徒が同時双方向で対話しながら、一人ひとりの課題に対応した学習等を進めます。
3 期 間 令和5年5月から令和6年3月まで
(1学期は原則水曜日の午後に実施します。2学期以降は、実施日を増やしていく予
定です。)
4 申込方法 オンライン支援を希望する場合や問合せがある場合は、直接または在籍する学校を通
して、三重県教育委員会事務局小中学校教育課に連絡してください。
【※1】 民間事業者を講師とした「オンライン日本語教育」
県教育委員会の委託を受けた民間事業者が、複数の児童生徒との同時双方向の遠隔授業により、
日本語指導や学習支援を行います。