令和元年12月23日(月)から令和2年2月14日(金)まで実施した、県内における夜間中学等のニーズを把握するための調査結果の概要を、関連資料のとおり取りまとめましたのでお知らせします。
調査にご協力いただきました方々に厚くお礼申し上げます。
1 調査概要
(1)調査の対象及び内容
三重県内在住の、「①:外国籍の方、義務教育未修了者、不登校による形式的卒業者等」(以下、
「①本人」という)及び、「②:上記①の方々に対する支援関係者(教育・福祉関係者等)」(以
下、「②支援者」という)を対象に、①本人用(支援対象者用)、②支援者用の2種類の調査票を
用意し、調査を実施しました。
【本人用調査】(ウェブアンケートと聞き取り調査の2通りで実施)
・ 日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、韓国語、ベト
ナム語の8種類の言語で、夜間中学への通学意思や、年齢・国籍・居住地等の属性を尋ねる内
容の調査票を作成し、三重県教育委員会ホームページの調査実施ページに掲載し、実施しまし
た。
・ 県内各地の日本語教室等を通じて調査実施の周知を図り、支援対象者と思われる方への聞き
取り調査(調査内容はウェブアンケートと同様)を実施しました。
【支援者用調査】
・ 周りに夜間中学のことを知らせたい人がいるかどうか等を尋ねる内容の支援者用調査票を三
重県教育委員会ホームページの調査実施ページに掲載し、回答を求めました。
(2)回収件数
①本人用:65件(ウェブアンケート:42件、聴き取り:23件)
②支援者用:16件
2 調査結果の利用方法
本調査結果を踏まえ、検討委員会を設置し、三重県において、学びたい方々の就学機会をどのように確
保することが最も適切か、夜間中学等についての今後の方向性について検討を進める予定です。