三重県教育委員会では、令和7年3月県立学校卒業予定者の令和6年12月末現在における就職内定状況
の調査結果をとりまとめました。
1 県立高等学校卒業予定者の就職内定状況(全日制・定時制)
(1)卒業予定者 10,320人
(2)就職希望者 3,019人
(3)就職内定者 2,879人
(4)就職未内定者 140人(うち、採用選考試験の結果待ちの生徒 15人)
(5)就職内定率 95.4%(令和5年12月末96.6%)
今年度の就職内定率は、令和5年12月末時点と比較すると1.2ポイント下回りましたが、引き続
き、高い水準を維持しています。
2 県立特別支援学校高等部卒業予定者の就職内定状況
(1)卒業予定者 247人
(2)就職希望者 63人
(3)就職内定者 37人
(4)就職内定率 58.7%(令和5年12月末67.9%)
今年度の就職内定率は、令和5年12月末と比較すると9.2ポイント下回りました。
3 今後の対応
(1)県立高等学校の対応
就職未内定者のうち、現在応募事業所が決まっていない生徒が在籍する学校については、進路指導担
当者が就職実現コーディネーターと協力して、個々の生徒に対して個別相談を行い、希望する職種の求
人情報を提供します。
また、就職を希望しつつも具体的な希望や方向性が見当たらないなど就職活動が停滞している生徒に
は、就労に関する専門機関(ハローワークや地域若者サポートステーション)からの個別の支援を受け
るための登録を勧め、進路指導担当者と専門機関担当者が連携し、卒業までに就職内定につながるよう
引き続き支援に取り組みます。
(2)県立特別支援学校の対応
県立特別支援学校で現在未内定の生徒は、実習先の事業所からの就職内定に関する評価を待っている
状況です。その結果、就職内定に至らなかった生徒については、進路指導担当教員及びキャリア教育サ
ポーターが連携して、新たな事業所での職場実習の実施につなげるなど、引き続き支援に取り組みま
す。