三重県教育委員会では、令和4年3月県立学校卒業予定者の令和3年12月末現在における就職内定状況
の調査結果をとりまとめました。
1 県立高等学校卒業予定者の就職内定状況(全日制・定時制)
(1)卒業予定者 11,374人
(2)就職希望者 3,488人
(3)就職内定者 3,371人
(4)就職未内定者 117人
(5)就職内定率 96.6%
12月末の就職内定率96.6%は、昨年同時期と比較すると1.3ポイント上回っています。
2 県立特別支援学校高等部卒業予定者の就職内定状況
(1)卒業予定者 263人
(2)就職希望者 66人
(3)就職内定者 46人
(4)就職内定率 69.7%
12月末の就職内定率69.7%は、昨年同時期と比較するとほぼ同程度の数値となっています。
3 今後の対応
(1)県立高等学校の対応
各高等学校の進路指導担当教員と就職実現コーディネーターがハローワーク等の関係機関と連携し
て、就職未内定の生徒に対しての個別の進路相談等に取り組みます。
① 進路指導担当教員や就職実現コーディネーターの取組
学校の進路指導担当教員と就職実現コーディネーター(17人配置)が協力して、就職未内定の生
徒に対して個別の進路相談や応募可能な求人を提供するなどの就職支援を行います。
② 関係機関と連携した相談会や個別相談の実施
県教育委員会では、応募事業所未定の生徒がハローワークや地域若者サポートステーションの担当
者から就職に関する情報等を直接得ることができる校内進路相談会を、希望する学校で実施し、生徒
の就職内定につなげます。
(2)県立特別支援学校の対応
現在未内定の生徒は、実習先の事業所からの就職内定に関する評価を待っている状況です。その結
果、就職内定に至らなかった生徒については、進路指導担当教員及びキャリア教育サポーター(4人配
置)が連携して、新たな事業所での職場実習の実施につなげるなど、引き続き支援に取り組みます。