三重県教育委員会では、令和4年3月県立学校卒業予定者の令和3年10月末現在における就職内定状況
の調査結果をとりまとめました。
1 県立高等学校卒業予定者の就職内定状況(全日制・定時制)
(1)卒業予定者 11,387人
(2)就職希望者 3,533人
(3)就職内定者 3,095人
(4)就職未内定者 438人(うち、採用選考試験の結果待ちの生徒 92人)
(5)就職内定率 87.6%(令和元年10月末87.4%)
令和元年10月末時点と比較すると0.2ポイント上回りました。
なお、令和2年度の就職採用選考開始時期は、例年の9月16日から1か月後ろ倒しされた
10月16日から始まったため、令和2年10月末の調査とは比較せず、本年度と同じ就職採用選考日
程である令和元年度の10月末と比較しています。(県立特別支援学校も同様)
2 県立特別支援学校高等部卒業予定者の就職内定状況
(1)卒業予定者 263人
(2)就職希望者 65人
(3)就職内定者 23人
(4)就職内定率 35.4%(令和元年10月末 35.3%)
令和元年10月末時点と比較すると0.1ポイント上回りました。
3 今後の対応
(1)県立高等学校の対応
就職未内定者のうち、現在応募事業所が決まっていない生徒が在籍する学校については、県教育委員
会担当者と就職実現コーディネーターが、応募可能な事業所の求人を提供し、当該校を支援します。
また、各学校では、進路指導担当者が就職実現コーディネーターと協力して、個々の生徒に対して個
別相談をおこないます。
令和4年1月からは、希望する学校で、就職未内定者がハローワークや地域若者サポートステーショ
ン等の担当者から、就職情報を直接得る機会を設定します。
(2)県立特別支援学校の対応
県立特別支援学校で現在未内定の生徒は、実習先の事業所からの就職内定に関する評価を待っている
状況です。その結果、就職内定に至らなかった生徒については、進路指導担当教員及びキャリア教育サ
ポーターが連携して、新たな事業所での職場実習の実施につなげるなど、引き続き支援に取り組みま
す。