県教育委員会では、11月に新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを定めて各県立高等学校に周知するとともに、受検にあたっての留意事項をまとめたリーフレットをすべての受検者に配付しています。
本県で1月14日に緊急警戒宣言が発出されたことをふまえ、すでに通知しているガイドラインの内容を改めて徹底するとともに、新型コロナウイルス感染症への新たな対応(下記1(2)、2(1)、3)を講じることとしました。
記
1 受検者及び各県立高等学校の教職員の感染防止対策の徹底
(1)日頃からマスクの着用や手洗い・手指消毒、咳エチケットの徹底、身体的距離の確保、「三つの密」
の回避等の基本的な感染防止対策に引き続き取り組むとともに、大人数や長時間に及ぶ飲食の場への参
加を避けることなど、体調管理に心がける。
(2)各高等学校の管理職や入学者選抜担当者については、日頃の打ち合わせ等の際には人と人との距離を
確保(できるだけ2mを目安に)するなど、リスク管理についても徹底する。
2 各高等学校における受検者の密集を避けるための対応
(1)監督にあたる教員数や面接を行う教室の確保等を考慮したうえで、可能な学校では、1検査室あたり
30人程度に受検者を減らして実施するとともに、入退室時の密集を避けるための方法を改めて確認し
ておく。
1検査室あたりの受検者を減らして実施することが難しい場合は、各検査室の間に空き教室を設置す
るなどの対応を行う。
(2)昼食時及び休憩時には、他者との接触、会話を極力控えるよう受検者に徹底するとともに、各検査室
の間に空き教室を設置する高等学校では受検者が空き教室も利用できるようにする。
3 前期選抜(入学定員の100%を前期選抜で募集する学校、学科・コースに限る。)及び後期選抜で、
本検査当日に多くの欠席者が出た場合の合格者の決定方法
(1)前期選抜
① 志願者数(追々検査を希望しない欠席者を除く。)が募集人数を超えた学科・コースで、追々検
査の受検予定者数が、学級数相当人数(例えば、2学級の場合は2人)以内である場合には、本検査
と追検査を合わせて入学定員にあたる人数を合格内定としたうえで、追々検査の受検者を入学定員に
加えて合格内定とすることができる。
② 志願者数(追々検査を希望しない欠席者を除く。)が募集人数を超えた学科・コースで、追々検
査の受検予定者数が学級数相当人数を超える場合には、募集人数を本検査・追検査の受検者数と追々
検査の受検予定者数に応じて案分し、合格内定者を決定する。
(2)後期選抜
① 志願者数(追検査または追々検査を希望しない欠席者を除く。)が募集人数を超えた学科・コー
スで、追検査と追々検査の受検予定者数の合計人数が、学級数相当人数(例えば、5学級の場合は5
人)以内である場合には、本検査で募集人数にあたる人数を合格としたうえで、追検査及び追々検査
の受検者を入学定員に加えて合格とすることができる。
② 志願者数(追検査または追々検査を希望しない欠席者を除く。)が募集人数を超えた学科・コー
スで、追検査と追々検査の受検予定者数の合計人数が学級数相当人数を超える場合には、募集人数を
本検査の受検者数と追検査の受検予定者数と追々検査の受検予定者数に応じて案分し、合格者を決定
する。
③ ②の追検査または追々検査で、それぞれの受検者数が学級数相当人数以下になる場合には、各検
査で学科・コースごとに1人を入学定員に加えて合格とできることとし、入学定員に加えて合格とで
きる人数は、学校全体で学級数相当人数を上限とする。