GAP学習に取り組む福島県の高校生が、8月26日(日)から8月29日(水)に本県を訪問し、三重県の農業高校の生徒との意見交換や、互いの取組の発表などを通じて交流を行うとともに、知事を訪問します。
1 来県者
福島県立福島明成高等学校 生物生産科 生徒8名(2年生)、教諭4名
福島県立安達東高等学校 総合学科(農業コース)生徒4名(3年生1名、2年生3名)、教諭1名
合計17名
2 日程及び訪問先
<8月27日(月)>
9時30分から12時00分まで 県立相可高校農場
・ 相可高校の生徒によるアジアGAP(柿)の認証取得に向けた取組と、GAP取得チャレンジシステ
ム(松阪牛)の取組の紹介や施設の見学を行った後に、両県の生徒が、GAPの認証取得への取組につ
いて報告し意見交換します。
<8月28日(火)>
9時30分から12時00分まで 県立明野高校農場及び実習室
・ 明野高校では、3月にJGAP(茶)の認証を取得した施設を案内します。
・ 明野高校、四日市農芸高校、久居農林高校、伊賀白鳳高校の生徒とGAPに関する学習や認証取得を
目指した取組について意見交換します。
13時30分から15時00分まで 松阪市飯南茶業伝承館
・ 三重県の農業高校の生徒とともに、アジアGAPの認証を取得した(有)深緑茶房の高尾哲也取締役
による講演「アジアGAPと深蒸し煎茶生産について」を聴講します。
15時10分から16時00分まで (有)深緑茶房工場
・ 三重県の農業高校の生徒とともに、茶畑と製茶工場を見学します。
<8月29日(水)>
11時45分から12時00分まで 三重県知事を訪問
3 知事への訪問について
○ 日 時 平成30年8月29日(水) 11時45分から12時00分まで
○ 場 所 三重県庁3階 プレゼンテーションルーム
○ 訪問者
福島県立福島明成高等学校 生徒8名(2年生)、教諭4名
福島県立安達東高等学校 生徒4名(3年生1名、2年生3名)、教諭1名 合計17名
○ 対応者
鈴木 英敬 知事
宮路 正弘 教育委員会事務局学校教育担当次長
○ 内 容
三重県の農業高校の生徒との交流内容や、各高校のGAPへの取組状況、今後のGAPに関する学習
への想いについて報告します。
4 その他
○ 福島県立福島明成高等学校について
生物生産科、生物工学科、環境土木科、食品科学科、生産情報科を設置する農業高校です。
・ 平成30年5月に米、トマト等7品目でJGAPの認証取得をしました。今後、トウモロコシ、サ
ツマイモ、モモで認証取得する予定です。
○ 福島県立安達東高等学校について
教養系列と専門系列(農業コース、家庭コース、福祉コース)からなる総合学科の高等学校です。
・ ジャガイモ、玉ねぎ、ネギでJGAPの認証を取得する予定です。
○ 三重県立高等学校のGAP取得状況
・ 明野高等学校は、茶でJGAPを取得(平成30年3月)、米でグローバルGAPを認証取得予定
(平成30年9月予定)です。
・ 四日市農芸高等学校は、米でグローバルGAP認証取得を目指しています。
・ 久居農林高等学校は、日本なし・ぶどうでアジアGAP認証取得を目指しています。
・ 相可高等学校は、柿でアジアGAP認証取得を目指しています。
・ 伊賀白鳳高等学校は、日本なし・ぶどうでアジアGAP認証取得を目指しています。
○ 今後の三重県と福島県の交流について
・ 11月に開催する三重県立高等学校産業教育フェアにおいて、本県の農業高校の生徒が、福島県の
農産物を販売します。
・ 両県の関係校での文化祭等で農産物の交換販売を検討しています。
・ 本県の農業高校5校の代表5名が福島県の学校を訪問します。
日程 平成30年12月下旬 2泊3日(調整中)
内容 ・ 福島県におけるGAP認証を通した安全・安心な農産物の生産に向けた取組を学習しま
す。
・ GAPの取組の成果について意見交換します。
・ 福島県知事への表敬訪問、訪問学校等を検討中です。