平成28年8月20日(土)から27日(土)にかけて、世界各国の高校生が集い地学の実力を競う「第10回国際地学オリンピック日本大会」が三重県で開催されるにあたり、国際地学オリンピックを企画するIGEO(International Geoscience Education Organization)の会長及び主催者である特定非営利活動法人地学オリンピック日本委員会の理事長等が三重県知事を訪問し、開催に向けた挨拶を行います。
1 日時 平成28年6月4日(土) 9時45分から10時00分まで
2 場所 津市広明町13番地 三重県庁3階プレゼンテーションルーム
3 訪問者[敬称略]
○ IGEO(International Geoscience Education Organization)
会長 Shankar Rajasekhariah(シャンカ ラジャセカリア)〔インド〕
○ 国際地学オリンピック作題委員会
作題委員 Gerard Bonhoure(ジェラルド ボンオワー)〔フランス〕
Nir Orion(ニール オリオン)〔イスラエル〕
Rengaswamy Ramesh(レンジャスワミー ラメッシュ)〔インド〕
熊野 善介(静岡大学教授)
○ 特定非営利活動法人地学オリンピック日本委員会
理事長 久田 健一郎(筑波大学教授)
理事 瀧上 豊(関東学園大学教授)
4 対応者 鈴木 英敬 知事
木平 芳定 副教育長
山口 顕 学校教育担当次長
(参考)
第10回国際地学オリンピック日本大会について
1 スケジュール
8月20日(土)三重県到着
21日(日)開会式〔三重大学〕、伊賀流忍者博物館〔伊賀市〕訪問
22日(月)エクスカーション(交流会)〔伊勢市〕
県立宇治山田商業高等学校の生徒とともに伊勢神宮等訪問
23日(火)筆記試験〔三重大学〕
24日(水)実技試験〔三重大学他〕
25日(木)ITFI(国際協力野外調査)〔熊野市〕
県立木本高等学校の生徒とともに鬼ヶ城、七里御浜等の調査
26日(金)ITFI発表会〔三重大学〕
27日(土)閉会式〔三重大学〕
2 内容
世界約30ヶ国、約120名の高校生が集まり、地学に関する筆記試験と実技試験で競い合い、成績
の上位者に金メダル、銀メダル、銅メダルが授与されます。また、試験の他に、開会式・閉会式、伊賀
流忍者博物館等の訪問をとおして、県内の高校生で組織する生徒実行委員会の生徒との交流を深める予
定です。
なお、ITFI(国際協力野外調査)では、県立木本高等学校の生徒とともに鬼ヶ城や七里御浜等の
調査を行い、エクスカーション(交流会)では、県立宇治山田商業高等学校の生徒とともに伊勢神宮等
にて交流会を実施する予定です。
3 主催:国際地学オリンピック2016組織委員会
特定非営利活動法人地学オリンピック日本委員会
共催:国立大学法人三重大学、三重県 他
4 国際地学オリンピックとは
・ 国際地学オリンピック大会は、7つある科学オリンピック(数学、物理、化学、生物、地理、情
報、地学)の中の1つで、地学の知識や思考力を競い合い、世界に仲間をつくり、地球を楽しむこと
を目的として開催
・ 2015年(平成27年)までに9か国で開催
・ これまでの国際地学オリンピックの日本の成績
開催地 開催年 日本の成績 参加
韓国 2007年(平成19年) オブザーバー参加 -
フィリピン 2008年(平成20年) 銀3、銅1 6ヶ国 24名
台湾 2009年(平成21年) 銀4 14ヶ国 50名
インドネシア 2010年(平成22年) 金1、銀3 17ヶ国 63名
イタリア 2011年(平成23年) 金1、銀2、銅1 26ヶ国 104名
アルゼンチン 2012年(平成24年) 金1、銀3 17ヶ国 66名
インド 2013年(平成25年) 金1、銀3 23ヶ国 90名
スペイン 2014年(平成26年) 金3、銅1 21ヶ国 82名
ブラジル 2015年(平成27年) 金1、銀1、銅2 22ヶ国 85名