県立木本高等学校と県立紀南高等学校を統合し、令和7年4月に開校する新しい高校の校名について、第3回校名選定委員会において校名候補を選定し、下記のとおり県教育委員会に提案されました。
今後、県教育委員会定例会において1案を選定し、県議会の議決を経て、年度内を目途に校名を決定・公表します。
1 校名選定にあたり、委員会として大切にした思いや願いについて
令和7年度に新しく開校する高校では、2校舎が一体となり、これからの子どもたちが、地域ならでは
の特色ある学びを通じ、地域の歴史や文化、自然を大切にする想いを育んでほしいと願っています。
新校の校名については、このような願いや、両校の卒業生の母校に対する想いもふまえつつ、これから
の子どもたちにも地域の方にも長く親しまれ、多くの人が学校とのつながりを感じ、子どもたちが未来へ
の夢を抱くことができるよう、「生徒が誇りを持つことができる校名」の視点を大切にして選定しまし
た。
2 校名候補について(50音順)
・三重県立 熊野 高等学校(くまの)
<選定理由>
世界遺産の熊野古道や熊野灘など、すばらしい歴史と自然があり、全国的にも名が知られている「熊
野」に親しみと誇りを持ってほしいという願いが込められている。
・三重県立 熊野青藍 高等学校(くまのせいらん)
<選定理由>
「青は藍より出でて藍より青し」のように、青い海に面した学び舎で、輝く「青春」を送り、故郷の誇
りである熊野の海よりも広く大きな心を持つ「青年」に成長してほしいという願いが込められている。
・三重県立 七里御浜 高等学校(しちりみはま)
<選定理由>
熊野市、御浜町、紀宝町にまたがる「七里御浜」は、両校舎のつながりを感じさせる。果てしなく広が
る雄大な景色を臨むこの地で、未来に希望を抱いてほしいという願いが込められている。
※上記の選定理由は、応募理由をもとにしています。
※「三重県立熊野高等学校」については、児童生徒投票のための校名候補(11案)では、漢字表記の
「熊野」とひらがな表記の「くまの」を併記していましたが、校名選定委員会における協議の結果、
漢字表記としました。
3 第3回紀南地域新高等学校校名選定委員会について
日時:令和5年12月18日(月)
場所:三重県熊野庁舎 大会議室(熊野市井戸町371)
※「三重県情報公開条例」第7条第5号に該当するため、会議は非公開で行いました。
4 児童生徒による投票結果について
紀南地域の児童生徒を対象として実施した校名候補(11案)に対する投票結果は別添資料のとおりで
す。