教職員によるわいせつ行為、セクシュアル・ハラスメントの根絶に向けて、県教育委員会では、令和3年3月にとりまとめた「不祥事根絶に向けた対応策」において、教職員によるわいせつ行為、セクシュアル・ハラスメントに関するアンケート調査を実施することとしています。
県立高等学校及び特別支援学校(高等部)の生徒においては、昨年度に引き続き実施し、特別支援学校(中学部)及び公立中学校・義務教育学校後期課程(以下、「公立中学校」と表記)の生徒においては、
今年度よりアンケートを実施しましたので報告します。
なお、回答等の詳細については、別添をご参照ください。
1 調査方法
(1)調査対象範囲
・県立高等学校及び特別支援学校(高等部・中学部)に在籍する生徒
高等学校 35,349名 特別支援学校(高等部・中学部) 1,211名
公立中学校 44,652名
※生徒数は令和4年10月31日現在
(2)調査対象期間
<高等学校及び特別支援学校高等部の2,3年生>
・令和3年度のアンケート調査から今回のアンケート調査実施日までに発生したもの
<高等学校及び特別支援学校高等部の1年生、特別支援学校中学部>
・高等学校又は特別支援学校の高等部・中学部に入学してからアンケート調査実施日
までに発生したもの
<公立中学校>
・小学校に入学してからアンケート調査実施日までに発生したもの
(3)実施方法
<高等学校及び特別支援学校(高等部・中学部)>
・教職員によるわいせつ行為、セクシュアル・ハラスメントを受けたり、直接見たり、聞いたりしたこ
とがある場合、次のいずれかの方法でアンケートに回答
1.パソコン、スマートフォン等のインターネットに接続可能な機器で回答
2.アンケート用紙に記入し回答(用紙を家に持ち帰って回答することを基本とする。)
・生徒名や職員名、教科名、部活動名等の記載があった回答について、生徒や関係教職員への聴取を行
いました。
<公立中学校>
・上記2の方法でアンケートに回答
2 調査結果 ※詳細は別添参照
(1)回答数
高等学校 24件(インターネット:24件 アンケート用紙:0件)
特別支援学校 1件(インターネット:0件 アンケート用紙:1件)
公立中学校 80件(アンケート用紙:80件)
(2)設問
・わいせつ行為やセクシュアル・ハラスメントを受けた(複数回答可)
・誰から被害を受けたか。
・どのような被害を受けたか(複数回答可)
・いつ被害を受けたか(複数回答可)
・どのような対応を希望するか 等
3 今後の対応について
今回の調査の課題等を検証したうえで来年度以降もアンケート調査を行い、結果の振り返りを継続することにより、わいせつ行為やセクシュアル・ハラスメントのない安全・安心な学校となるよう、引き続き取り組んでいきます。