教職員によるわいせつ行為、セクシュアル・ハラスメントの根絶に向けて、県教育委員会では、令和3年3月にとりまとめた「不祥事根絶に向けた対応策」において、教職員によるわいせつ行為、セクシュアル・ハラスメントに関するアンケート調査を実施することとしています。
このたび、県立高等学校および特別支援学校(高等部)の生徒に対するアンケートを実施しましたので報告します。
なお、回答等の詳細については、別添をご参照ください。
1 調査方法
(1)調査対象範囲
・県立高等学校及び特別支援学校(高等部)に在籍する生徒
高等学校 36,269名 特別支援学校(高等部) 800名
※生徒数は令和3年10月1日現在
(2)調査対象期間
・県立高等学校又は特別支援学校の高等部に入学してからアンケートに回答する日までに発生したもの
(3)実施方法
・教職員によるわいせつ行為、セクシュアル・ハラスメントを受けたり、直接見たり、聞いたりしたこ
とがある場合、次のいずれかの方法でアンケートに回答
1.パソコン、スマートフォン等のインターネットに接続可能な機器で回答
2.アンケート用紙に記入し回答(用紙を家に持ち帰って回答することを基本とする。)
・生徒名や職員名、教科名、部活動名等の記載があった回答について、生徒や関係教職員への聴取を行
いました。
2 調査結果 ※詳細は別添参照
(1)回答数
高等学校 26件(インターネット:21件 アンケート用紙5件)
特別支援学校 3件(インターネット:1件 アンケート用紙2件)
回答に生徒名や職員名、教科名、部活動名等の記載がなく、内容が確認できなかった10件を含みま
す。
(2)設問
・わいせつ行為やセクシュアル・ハラスメントを受けた(複数回答可)
・誰から被害を受けたか。
・どのような被害を受けたか(複数回答可)
・いつ被害を受けたか(複数回答可)
・どのような対応を希望するか 等
3 今後の対応について
今回の調査の課題等を検証したうえで来年度以降もアンケート調査を行い、結果の振り返りを継続することにより、わいせつ行為やセクシュアル・ハラスメントのない安全・安心な学校となるよう、引き続き取り組んでいきます。