教育委員会事務局教育財務課において、修学奨学金返還者に納付書を送付する際、滞納がある方に対し、
督促状を同封すべきところ、誤って別の滞納がない修学奨学金返還者に同封したことから、個人情報が漏え
いしました。
当事者の方々にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
1 要旨
(1)経緯
12月12日(木)、修学奨学金返還者397名に12月分返還金の納付書を送付する際、このう
ち返還金の滞納がある251名に対しては、督促状を同封しました。
12月26日(木)、修学奨学金返還者(A氏)から別の修学奨学金返還者(B氏)の督促状が入
っていたと電話連絡がありました。確認したところ、A氏には滞納はなく、B氏に送付すべき督促状
を誤ってA氏に送付していたことが判明しました。
(2)督促状の記載内容
当該督促状には、「郵便番号」、「住所」、「氏名」、「督促対象月」、「督促金額」、「支払期
限」、「滞納金額合計」、「奨学生番号」が記載されています。
(3)原因
誤送付が生じた原因は、A氏とB氏は同姓であり、送付リストの氏名が前後で並んでいたことで封
入時及び発送時のチェックに見落としがあり、誤りに気付かずに発送してしまったことによるもので
す。
2 今後の対応
誤って送付した督促状の本人に、速やかに連絡し謝罪するとともに、誤って送付された督促状を回収し
ます。
今回、封入時及び発送時のチェックに見落としがあったことを踏まえ、個人情報を取り扱う職員に対し
改めて心構えや注意点を周知徹底します。また、事務処理のプロセスの見直しや送付時に特に注意すべき
点を話し合うなど、組織的に再発防止に取り組みます。