こころの医療センターが、入院患者(1名)の退院後の入所施設及び通院予定の他医療機関に、別の患者の情報(1名分)を誤って提供したことが判明しました。
なお、当該情報は入所施設から回収するとともに、他医療機関では適切に廃棄を行ったため、患者情報流出のおそれはありません。
1 概要
(1)日時
令和5年8月29日(火)14時頃
(2)誤って提供した情報(1名分)
別患者の血液検査結果(氏名、性別、年齢、データ)
(3)原因
主治医が作成した入院患者の診療情報提供書と、電子カルテから出力した別患者の血液検査結果に
ついて、病棟看護師が確認せずに封入し、提供してしまったため。
(4)経緯
8月29日14時頃:患者の退院に際して、診療情報提供書と血液検査結果が入った封筒を入所施設へ
2通(入所施設用及び他医療機関用)提供。
8月30日午前中 :当該患者が他医療機関を受診するため、入所施設が事前に他医療機関へFAX送信
した際、別患者の血液検査結果であることに気付き、その旨の連絡がこころの医
療センターに入る。
この時点で入所施設が他医療機関に依頼し、廃棄処理(シュレッダー処理)を行
うとともに、こころの医療センターが入所施設へ提供した書類を回収。
8月30日14時 :関係する患者本人及び家族へ主治医から説明と謝罪を行う。
2 今後の対応方針
今後は、封入前に全ての書類を複数人で確認するなど、チェック体制を強化します。