土砂災害から県民の皆さんの命と暮らしを守るため、度会郡大紀町崎地内の佐田谷川(さただにかわ)において、平成23年度から進めていた砂防えん堤と渓流保全工の整備事業が、1月31日に完成しました。
事業が完成したことにより、約2,300㎥(ダンプトラック420台分)の土砂流出が抑えられ、下流のJR紀勢本線、避難所となっている大紀中学校(体育館)等への被害の軽減が図られます。
1 事業の名称 一級水系宮川水系佐田谷川通常砂防事業
2 事業の場所 度会郡大紀町崎地内
3 完成日 平成30年1月31日(水)
4 事業の期間 平成23年度~平成29年度
5 事業の概要 砂防えん堤工 (高さ11.0m、長さ76.0m)
※土石流が発生した際の土砂を受け止めます。
渓流保全工 (ブロック積護岸 延長143.0m)
※渓流の侵食を防ぎます。