主要地方道大台宮川線の大台町弥起井地内において進めてきた道路改良工事が完成します。工事箇所は、三重とこわか国体のボート競技が行われる奥伊勢湖漕艇場に隣接しており、幅員狭小かつ線形不良であったため、延長370mの区間を改良したものです。
(1)完成日
令和3年8月12日(木)
(2)事業概要
事業箇所 大台町弥起井 地内
延長 370m(うち今回完成区間190m)
幅員 車道3.0m×2車線
(全幅員7.5m)
事業期間 平成30年度~令和3年度
(3)事業効果
①車道幅員を4.0mから6.0mに、車線数を1車線から2車線に拡幅することですれ
違いが容易になります。また、カーブを緩くすることで安全性が向上します。
②防災拠点である大台町宮川総合支所と国道42号を結ぶ大台宮川線は、第二次緊急輸
送道路に指定されており、今回、完成したことで、指定区間の約98%が2車線とな
り、災害応急対策時の人員及び物資等の輸送機能が強化されます。
③三重県内で唯一ユネスコエコパークとして登録されている大台町には、国土交通省の
水質調査で2010年から7度にわたって水質日本一となった宮川が流れており、周
辺の観光名所やレジャー施設には、毎年多くの観光客が訪れています。
特に大杉谷林間キャンプ村では、近年のキャンプ需要から入込客数が年々増加してお
り、今回の道路改良工事の完成により、キャンプ村へのアクセス性が向上し、更なる
集客が期待されます。