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平成29年08月09日

台風5号における君ケ野ダムの防災操作(洪水調節)の効果(速報値)

 君ケ野ダムでは、台風5号の大雨によるダム下流域の洪水被害の軽減を図るため、ダムに流れ込む河
川の水(流入量)の一部をダムに貯める防災操作(洪水調節)を行いました。
 その内容は下記のとおりです。
1.日時 8月7日15時19分~7日15時50分まで
       (防災操作した日時)
2.場所 君ケ野ダム(津市美杉町八手俣)
3.内容 
(1)降雨量
   ・8月7日3時49分 津市に大雨警報発表
   ・ダム流域の平均累計雨量:191ミリ(8月6日22時~7日16時) 
   ・上多気観測所(津市美杉町上多気)における最大時間雨量:39ミリ(7日14時)
(2)防災操作の状況
  8月7日15時19分 ダムへの流入量が毎秒180立方メートルを超えたため防災操作を開始
    7日15時30分 最大流入量発生(毎秒201立方メートル)防災操作により、毎秒20立
             方メートルをダムに貯留し、ダム下流への放流を毎秒181立方メートル
             に低減
  なお、流入量が毎秒180立方メートルを下回る7日15時50分まで防災操作を継続しました。

(3)防災操作による効果
  今回の防災操作により、君ケ野ダム下流の津市一志町内にある大仰水位観測所地点では約5cmの
  水位低減効果があったと推定されます。(速報のため数値は変更することがあります。)
【参考】
  防災操作を行うにあたっては、気象情報や雨量、河川水位等のデータからダムに入ってくる水の量
 (流入量)を予測し、ダムにどれだけの水を貯めるのか、川にどれだけ流すのかを検討した上で、実
 施しています。その手順は以下のとおりです。
 1)気象・雨量・河川水位・流量・ダム諸量データ等情報収集
 2)予測流入量の把握
 3)関係機関への通知、ダム点検、事前パトロール、ダム操作の実施

関連資料

  • 大仰水位観測所の水位低減効果・位置図(PDF(609KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 津建設事務所 君ヶ野ダム管理室 〒515-3202 
津市美杉町八手俣95-1
電話番号:059-262-3248 
ファクス番号:059-262-3174 
メールアドレス:kimidam@pref.mie.lg.jp 

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