令和4年6月に新たな「三重県住生活基本計画」を策定したことに伴い、「三重県高齢者居住安定確保計画(第3期)」の見直しを行ってきましたが、この度、「三重県高齢者居住安定確保計画(第4期)」を策定しました。
なお、これまでに、パブリックコメント、市町への協議及び三重県地域住宅協議会への意見聴取を実施したところ、意見等はありませんでした。
1 計画の位置づけ
本計画は、「高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成 13 年法律第 26 号)」第4条第1項に規定された「都道府県高齢者居住安定確保計画」として、「三重県住生活基本計画」、「三重県住宅確保要配慮者賃貸住宅供給促進計画」、「みえ高齢者元気・かがやきプラン(第8期三重県介護保険事業支援計画・第9次三重県高齢者福祉計画)」と調和を図りつつ策定するものです。
2 計画の期間
「三重県住生活基本計画」との整合を図るため、令和4年度から令和12年度までの9年間とします。
3 主な見直しの内容
高齢者の居住の安定確保の実現に向けての進捗状況を把握するための成果指標について、以下のとおり
見直しを行いました。
(1) 住宅における耐震化率(%)
第3期においては無料耐震診断実施件数(件/年)を成果指標としていましたが、
「三重県住生活基本計画」との整合を図るため、住宅における耐震化率(%)に見直しました。
(2) 高齢者向け住宅の供給量(定員・戸数)
今後も高齢者人口の増加が見込まれるため、引き続き成果指標とし、令和12年度の供給目標量を
「18,900人・戸」としました。
(3) 居住支援協議会の市町人口カバー率(%)
第3期においては三重県居住支援連絡会に加入した市町数を成果指標としていましたが、
「三重県住生活基本計画」との整合を図るため、居住支援協議会を設立した市町の人口が県全体
の人口に占める割合(市町人口カバー率)に見直しました。
※内容の詳細につきましては、本冊をご覧ください。