三重県では、平成32年(2020年)に予定している都市計画区域マスタープランの改定にあたり、都市計画の課題や理念、目標などを示す圏域マスタープランを策定しました。
1 圏域マスタープランの趣旨
三重県では、各都市計画区域において、都市計画区域の整備、開発及び保全の方針を定めた「都市計画区域マスタープラン」を策定しています。現行の都市計画区域マスタープランは、平成32年(2020年)を目標年次としていることから、同年を目処に改定を行う必要があります。
圏域マスタープランは、これに先立ち、県内を北勢圏域・中南勢圏域・伊勢志摩圏域・伊賀圏域・東紀州圏域の5つの圏域に区分し、圏域ごとに20年後の将来都市像を展望し、都市計画の課題や理念、目標などを示すものです。
2 圏域マスタープランの構成
各圏域における都市計画の目標などを、次のとおり示します。
(1)圏域・都市計画区域の現状と取組
(2)圏域・都市計画区域において都市計画が担うべき中心課題
(3)都市計画の理念と目標
(4)圏域・都市計画区域の将来都市構造
(5)一体の圏域形成に向けた方針