近年、気候変動に伴い河川の氾濫や内水氾濫などによる水害が激甚化・頻発化しており、本県においても、今年6月には県内で初めて線状降水帯が観測されるなど、大雨による道路冠水や家屋等の浸水被害の発生リスクが高まっています。
これまで県内には国が保有する排水ポンプ車の配備があり、浸水被害が発生した際には出動を依頼してきたところですが、今回、国の排水ポンプ車の配備が少ない地域に県が配備することにより、頻発する浸水被害に迅速に対応します。
また、市町からの出動要請にも対応することとしています。
1 排水ポンプ車の概要
配備台数 : 1台
車両規格 : 8t車クラス (長さ773㎝ × 幅230㎝ × 高さ270㎝)
排水能力 : 総排水量30㎥/min (ポンプ 5㎥/min × 6台)
「25mプールの水を約10分で排水できる能力です。」
購入費用 : 約5,000万円
配備場所 : 三重県尾鷲庁舎
2 排水ポンプ車の運用
排水ポンプ車の運転操作は、一般社団法人 三重県建設業協会に委託します。