この度、北勢バイパスの市道日永八郷線~国道477号バイパス間(4.1km)が令和6年度、中勢バイパスの鈴鹿(安塚)工区(2.8km)が令和5年度、新宮紀宝道路が令和6年秋頃と開通見通しが公表されました。
1 今回新たな開通見通しが公表された区間の概要
(1)北勢バイパス
路 線 名:一般国道1号 北勢バイパス
区 間:市道日永八郷線~国道477号バイパス(L=4.1km)
開通年度:令和6年度
(2)中勢バイパス
路 線 名:一般国道23号 中勢バイパス
区 間:鈴鹿(安塚)工区
鈴鹿市北玉垣町~同市野町(L=2.8km)
開通年度:令和5年度 ※これにより中勢バイパスは全線開通
(3)新宮紀宝道路
路 線 名:一般国道42号 新宮紀宝道路
区 間:(仮称)紀宝IC~(仮称)新宮北IC(L=2.4km)
開通時期:令和6年秋頃
2 経緯
昨年11月に三重県が行った国への要望活動や、全国知事会や全国高速道路建設促進協議会、三重県知事が代表世話人を務める南海トラフ地震による超広域災害への備えを強力に進める10県知事会議など、あらゆる機会を通じて、事業期間を5年とした新たな対策の策定や対策内容の拡充、事業規模を15兆円とすることなどを国に要望してきました。
その結果、昨年12月に「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」が閣議決定され、「事業期間が令和3年度から令和7年度までの5年間」、「おおむね15兆円程度の事業規模」、また、「高規格道路のミッシングリンク解消」等が新たに対策に位置付けられるなど、三重県の要望をしっかり反映いただいたものとなりました。
「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を踏まえ、本日(4月27日)国土交通省より、「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラム(中部ブロック版)」、「同(近畿ブロック版)」が公表されました。
三重県内では、上記3区間で新たな開通見通しが示されました。