建設業は、県民の皆さんに必要不可欠な社会資本の整備・維持修繕はもとより、災害時の安全や地域の雇用など重要な役割を担っています。しかしながら、就業者の高齢化、若年者の減少が進行しており、建設企業の経営環境は厳しい状況となっています。
このため、県では、新たに受注者目線で課題をとらえ、建設業界や外部有識者と意見交換を行い、建設業の将来のめざす姿を見据え、建設業界の活性化が実感できることをめざして、平成31年度までの「新三重県建設産業活性化プラン」を策定しました。
1.策定趣旨
これまで質の高い公共土木施設を整備し、維持修繕を行ってきたのが優良な建設業であり、今後も公共土木施設の整備、維持修繕は地域の建設業が担うことになります。
また、地域の建設業は東日本大震災や熊本地震などの災害時に、道路啓開や応急対応などにあたり、緊急物資の輸送や二次災害の防止に貢献しました。
このように、将来にわたり重要な役割を担い、必要とされる建設業ですが、計画的・安定的な受注ができないなど、建設企業を経営していくことが困難な状況となっています。
そのため、建設業の活性化が実感できることをめざして、「新三重県建設産業活性化プラン」を策定します。
2.計画期間
平成28年度から平成31年度まで
3.将来ビジョン
「技術力を持ち地域に貢献できる建設業~確かな技術で地域に必要とされ未来に存続する~」
4.めざすべき建設企業像
【技術力】 確かな技術力を持つ建設企業をめざして
【地域貢献】地域に必要とされる建設企業をめざして
【経営力】 未来に存続する建設企業をめざして