現在位置:
  1. トップページ >
  2. まちづくり >
  3. 公共事業 >
  4. 公共事業総合 >
  5. 関連情報 >
  6.  国土強靱化 三重県独自の「5年後の達成目標」を充実
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 県土整備部  >
  3. 県土整備総務課  >
  4.  企画広報班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和04年03月17日

国土強靱化 三重県独自の「5年後の達成目標」を充実
~ 対策メニューに「粘り強い堤防強化対策」や「砂防ダム堆積土砂の撤去」等を追加! ~

 「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」が今年度よりスタートしました。この「5か年加速化対策」の実施に際して、国では、全国的な「5年後の達成目標」を対策ごとに定め、計画的に推進することとしています。
 これを踏まえ、三重県としても県土整備部が管理する道路、河川等の施設への主な対策(11対策)について、県独自の「5年後の達成目標」を令和3年5月に策定しました。
 今回この達成目標を改訂するにあたり、対策メニューの追加(7対策)及び対策完了時期<試算>の追加を行い、充実を図りました。
 引き続き、県民の皆様のご理解とご協力を得ながら、災害に負けない強靱な県土づくりを加速してまいります。

〇対策メニューの追加
(主な目標例)
 ①「越水しても壊れにくい粘り強い堤防強化対策」
   現状(R2年度末):22% → 5年後の達成目標(R7年度末):約70%
    背後に人家等がある箇所で、過去に氾濫の発生や堤防高等が不足している河川堤防において、想定
   を超える大雨で河川の水が堤防を越えると、堤防の裏側が削られて決壊するリスクがある河川堤防が
   約38km確認されています。このため、裏側の法面や天端等をコンクリートブロック等で覆い、越
   水しても壊れにくい「粘り強い堤防」に強化する対策を、令和7年度までに約70%完了させます。
    堤防が壊れるまでの時間を少しでも引き延ばすことによって、住民の方が避難する時間を確保する
   ことができます。

 ②「砂防ダム堆積土砂の撤去」
   現状(R2年度末):3% → 5年後の達成目標(R7年度末):約30%
    砂防ダムの堆積土砂が満杯になると、さらに発生した土砂を貯めきれず、豪雨時に土石流が発生す
   るリスクがあります。満杯になったダムの蓄積量は全体で約180 万m3確認されています。
    このため、県の砂防事業により、毎年の堆積量(約3万m3)を上回る約15万m3を撤去します。

〇対策完了時期<試算>の追加
 対策完了時期をケース①:令和8年度以降「5か年加速化対策」と同水準の国土強靱化予算が継続、ケース②:令和8年度以降「3か年緊急対策」と同水準の国土強靱化予算が継続、ケース③:令和8年度以降通常予算のみで対応の3ケースにおいて試算しました。

(主な対策の完了時期例)
 ①「法面・盛土の土砂災害防止対策(緊急輸送道路)」
   ケース①:約20年後、ケース②:約30年後、ケース③:約60年後
    令和8年度以降「5か年加速化対策」と同水準の国土強靱化予算が継続した場合、通常予算のみで
   対応した場合よりも約40年完了を前倒しして、約20年後に対策を完了することが出来ます。
 
 ②「河口部の大型水門・樋門等の耐震化」
   ケース①:約15年後、ケース②:約20年後、ケース③:約30年後
    令和8年度以降「5か年加速化対策」と同水準の国土強靱化予算が継続した場合、通常予算のみで
   対応した場合よりも約15年完了を前倒しして、約15年後に対策を完了することが出来ます。

関連資料

  • 5年後の達成目標Ver.2(PDF(4MB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 県土整備部 県土整備総務課 企画広報班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁5階)
電話番号:059-224-2762 
ファクス番号:059-224-2415 
メールアドレス:kendo@pref.mie.lg.jp 

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000260230