三重県では、最先端技術を活用してニューノーマルに対応した観光地での受入環境整備の実証事業を実施することで、将来に向けて継続性のある地域単位での安全・安心な観光地づくりを促進します。
鳥羽市相差(おうさつ)地区及び志摩市の県内2地域で実施し、鳥羽市相差地区においては一般社団法人相差海女文化運営協議会と、志摩市においては一般社団法人志摩スポーツコミッションと連携し、次のとおり行います。
1 鳥羽市相差地区での取組事業
(問い合わせ先:一般社団法人相差海女文化運営協議会 0599-33-7453)
(1)電動キックボードの導入
新たな移動手段として電動キックボードを導入し、行先の分散化を図ります。また、これまでより移動可能な範囲が広がることで、密を避けつつ来訪者の滞在時間の増加にもつなげていきます。
サービス名称:0032(おうさつ)Ride
貸出場所:相差海女文化資料館、海女小屋「はちまんかまど」、千鳥ヶ浜(リゾートヒルズ豊浜)
利用期間及び時間:令和3年12月20日(月)から令和4年3月6日(日)まで
9時から17時まで
利用方法:事前予約不要。利用者は電動キックボード車体のQRコードを読み込むか、
LINE「【0032R】鳥羽市相差」を友だち登録し、必要事項を入力のうえ、施設スタッフか
らヘルメットの貸し出しを受ける。
利用料金:初乗り20分500円(税込)(追加10分毎に100円)
※ご利用には、原付免許及びヘルメットの着用が必要です。
(2)相差まち歩きマップ
観光客が相差をまち歩きしながらスマートフォンで観光スポットの写真や経路等を確認できます。また、観光スポットがユーザーの近くにあればプッシュ配信で通知し、隠れた観光地へ観光客を案内します。
利用方法:相差観光サイト(https://osatsu.pupu.jp/0032map/index.php)から利用
(3)宿泊施設の大浴場の混雑可視化
AIを活用して宿泊施設の大浴場の混雑状況をWEBで確認できるようにすることで、入浴者の分散化を図り、利用者に安全・安心にお風呂に入っていただける環境を整備します。
導入宿泊施設:リゾートヒルズ豊浜蒼空の風、味の宿みち潮、新鮮を食べる湯宿大田家、
志摩ビーチホテル、食いしん坊の湯宿望洋、浜の雅亭一井
実施期間:令和3年12月20日(月)から令和4年3月6日(日)まで
※浜の雅亭一井のみ浴場工事終了後からの実施となります。
2 志摩市での取組事業
(問い合わせ先:一般社団法人志摩スポーツコミッション 0599-44-4450)
(1)新型モビリティの導入
新型モビリティの導入により交通拠点、宿泊施設集積地、観光スポット間での二次交通対策を図り、行先の分散化と市内周遊の促進を図ります。
サービス名称:Bicycle Journey ISE-SHIMA
導入するモビリティ:Eバイク・電動キックボード・電動自転車
※Eバイク・電動キックボードのご利用には、原付免許及びヘルメットの着用が必要です。
利用方法:志摩市内4か所を拠点に上記モビリティの貸出サービスを実施
※モビリティの利用には別途利用料金がかかります。利用料金は、モビリティの種類や利用時間に
よって異なります。
貸出場所:志摩スポーツコミッション事務所、鵜方駅、賢島(Entrada賢島)、
国府白浜(LE-BA SURF)
※貸出場所ごとにレンタル可能なモビリティの種類が異なります。
実施開始:令和3年12月20日(月)から
9時から17時まで
(2)デジタル観光ガイド「観光しま」の提供
LINEを活用した観光情報プラットフォームを構築し、AIを活用した観光情報の配信を実施するとともに、志摩市内の観光スポット、宿泊施設、飲食店、お土産物店等を掲載したデジタル観光マップ等のサービスを提供します。
サービス名称:観光しま
導入するサービス:LINE上での観光情報の配信、デジタル観光マップの提供等
利用方法:LINEアカウント「観光しま」の友だち追加
実施開始:令和3年12月20日(月)から
※デジタル観光マップの施設掲載は無料ですので、今後、掲載するスポット・施設を随時増やしていく予
定です。掲載をご希望の志摩市内の施設様は以下窓口までお問合せください。
一般社団法人志摩スポーツコミッション 0599-44-4450