本年のゴールデンウィーク期間(令和3年4月29日から5月5日、7日間)の県内主要観光施設(21施設)の観光入込客数(延数)については、805,178人となりました。なお、昨年のゴールデンウィーク期間は緊急事態宣言期間中で入込客数調査を実施しなかったため、一昨年(平成31年4月27日から令和元年5月6日、10日間)と比較したところ、対一昨年比では26.8%、1日当たりの入込客数の対一昨年比では38.3%と、県内全域で一昨年を大きく下回りました。
1 期間
令和3年4月29日(木・祝)から令和3年5月5日(水・祝)までの7日間
2 調査結果
・ゴールデンウィーク期間中の入込客数(延数)
令和3年4月29日から令和3年5月5日(7日間) 805,178人
平成31年4月27日から令和元年5月6日(10日間) 3,002,858人
増減数 2,197,680人減
対一昨年比 26.8 %
・1日あたりの入込客数(延数)
令和3年4月29日から令和3年5月5日(7日間) 115,025人
平成31年4月27日から令和元年5月6日(10日間) 300,286人
増減数 185,261人減
対一昨年比 38.3 %
3 特徴
・三重県が緊急警戒宣言を発出していたことや、4都府県が緊急事態宣言下にあったこと等により、
コロナ前である一昨年と比べ、入込客数が大幅に減少しました。
・三重県が緊急警戒宣言を発出していたことを踏まえ、自主的に営業時間を短縮したり、イベントを
自粛する施設もありました。
・伊勢神宮(一日あたりの入込客数対一昨年比18.1%)は、比較対象である一昨年が改元にあたり、
過去最高の参拝者数を記録した年であったことから、減少幅が大きくなりました。なお、一日当た
りの入込客数は平成30年と比較すると37.1%でした。
・多くの屋外施設では1日あたりの入込客数の減少幅が比較的小さかったところですが、御殿場海岸
(同 16.7%)は、大潮の時期がゴールデンウィーク期間とずれたことが影響し、主要21施設中で
減少幅が最も大きくなりました。
・その他、各施設からは、「団体客の予約がキャンセルとなり、個人のお客様が大半であった。」、
「天候に恵まれなかったことが影響した。」という声がありました。
4 調査協力施設
【北勢】 ナガシマリゾート、御在所ロープウエイ、鈴鹿サーキット
【中南勢】 御殿場海岸、松阪農業公園ベルファーム、五桂池ふるさと村、
奥伊勢フォレストピア
※御殿場海岸は従来「津の海(阿漕浦、御殿場、贄崎海水浴場)」として報告していたものです。
【伊勢志摩】伊勢神宮(内宮・外宮)、おかげ横丁、鳥羽水族館、ミキモト真珠島、
志摩スペイン村、ともいきの国伊勢忍者キングダム
【伊賀】 伊賀上野城、伊賀の里モクモク手づくりファーム、伊賀流忍者博物館、
赤目四十八滝
【東紀州】 県立熊野古道センター、道の駅「紀伊長島マンボウ」、
道の駅「熊野・花の窟」(お綱茶屋)、鬼ヶ城センター
※添付資料:令和3年ゴールデンウィーク期間中の県内主要施設の観光入込客数集計表