物価高の長期化や新型コロナの影響等を受けた県内中小企業への事業再生・再成長支援機能の強化を図るため、三重県内外6金融機関、三重県信用保証協会、独立行政法人中小企業基盤整備機構及び株式会社三重リバイタルの共同出資により、「みえ中小企業活性化2号ファンド」(組成額20億円)が令和6年9月24日に組成されました。
1 みえ中小企業活性化2号ファンドの概要
名 称 :みえ中小企業活性化2号ファンド投資事業有限責任組合
設 立 :令和6年9月24日
ファンド総額:20億円
出資者 :(株)百五銀行、(株)三十三銀行、(株)中京銀行、桑名三重信用金庫、北伊勢上野信用
金庫、紀北信用金庫、三重県信用保証協会、(独)中小企業基盤整備機構、(株)三重リ
バイタル
2 ファンド運営会社
(株)リサ・パートナーズ(70%)、(株)百五銀行(10%)、(株)三十三銀行(20%)が出資する
(株)三重リバイタルがファンドの運営を行います。
3 支援対象事業者
主に三重県内の中小企業で、過剰債務等により経営不振となっているものの、優良な経営資源を有す
る等、再生・再成長が期待しうる事業者
4 その他・特記事項
三重県内においては、県内金融機関が中心となり、平成25年6月に「みえ中小企業再生ファンド」が
組成されたのを契機として、平成28年4月には「みえ中小企業再生2号ファンド」、令和3年6月には
「みえ中小企業活性化ファンド(再生3号ファンド)」が組成され、中小企業の再生支援に取り組まれ
てきました。
県は、本ファンドへの出資はしておりませんが、本ファンドの活用により、中小企業の再生・再成長
が図られ、県内経済の活性化が期待できることから、引き続き(公財)三重県産業支援センター及び三重
県中小企業活性化協議会等との連携を密にしながら、中小企業の支援に取り組んでいきます。
なお、本ファンドの組成については、出資各社も同日付で報道発表を行います。