三重県では、食の将来を担う人材を育成するため、令和元年11月、世界一の美食の街と言われるスペインバスク州サン・セバスティアンの料理人と県内調理人および調理人をめざす若者との交流事業を実施することで、食を核とした地域の魅力づくりのノウハウの習得に取り組みました。
世界のトップシェフとの交流は、県内の料理人および料理人をめざす若者への多くの成果が期待できることから、今年度はみえ食の“人財”育成プラットフォームが主体となり、調理技術の習得にとどまらず、新たな気付きと発想を促し、みえの食の将来を担う人材の育成につなげることを目的とするトップシェフ派遣事業を実施します。
1.派遣するスペイン料理人
サン・セバスティアンの3つ星レストラン「Arzak」
ミケル・ソラズ・モラザ
(ラボラトリオ責任者、ロンドン、マドリード店総括責任者)
2.通訳兼シェフ兼コーディネーター
羽原 聡子(はばら さとこ)
サン・セバスティアンの4つ星ホテルのレストランにおいてシェフを務める。
3.日程および内容
令和4年11月22日(火)
交流団体等:三重県司厨会
場所:宵の月(鈴鹿市西条4丁目57)
時間:13時00分から16時00分
内容:Arzakおよび司厨会双方の調理実演および試食
料理の訴求力を高めるための意見交換 等
※司厨会
西洋料理の司厨士(コック)の団体。西洋料理の発展、普及を大テーマに全国的組織で活動。
令和4年11月24日(木)
交流団体等:県立相可高等学校
場所:県立相可高等学校 調理室
時間:16時00分から19時00分
内容:バスク料理に関する講義
Arzakで提供されるコース料理(3品程度)の実演および試食
意見交換
令和4年11月25日(金)
交流団体等:三重調理専門学校
場所:三重調理専門学校 調理室
時間:9時10分から12時20分
内容:バスク料理に関する講義
Arzakで提供されるコース料理(3品程度)の実演および試食
意見交換