三重県では、働き方を見直し、誰もが働きやすい職場環境づくりにむけて、ワーク・ライフ・バランスの推進などに取り組んでいる企業等を募集し、優れた取組を県内に広めることにより、地域社会全体での「働き方改革」の取組推進を図ることを目的に、今年度から新たに「みえの働き方改革推進企業」登録・表彰制度を実施しています。
この度、平成29年度「みえの働き方改革推進企業」に登録された48企業等の中から、三重県知事表彰選考委員会による審査を経て、下記の6企業が知事表彰企業に決定しました。
なお、今年度は、選考委員会の特別賞として、奨励賞のほか、働き方改革にイノベーションの観点を取り入れ、ITの導入やメディア関連企業での働き方改革に取り組む企業に、イノベーション賞を授与します。
表彰式は、平成29年11月20日(月)に開催される「平成29年度ワーク・ライフ・バランス推進サポート事業中間報告会」において実施します。
記
1 表彰企業
≪ベストプラクティス賞≫
[名 称] 株式会社百五銀行
[代 表 者] 取締役頭取 伊藤 歳恭
[所 在 地] 津市
[業 種] 金融業
(主な選考理由)
・働きやすい職場づくりをめざし、「意識」・「業務手順」・「制度」・「早く」カエルの観点から、カエ
ルプロジェクトを進めている。
・「プラチナくるみん」に認定されており、育児等との両立支援の各種制度、男性の育児参画の取組等が充
実している。
・女性の活躍推進に向け、女性管理職養成のためのプロジェクトを実施している。
・行政との連携を進めるとともに、「働き方改革に取り組む企業間ネットワーク」を構築し、県内の働き方
改革推進に寄与する活動を行っている。
≪グッドプラクティス賞≫
[名 称] 住友電装株式会社
[代 表 者] 社長 川井 文義
[所 在 地] 四日市市
[業 種] 製造業
(主な選考理由)
・年次有給休暇を計画的に連続取得できるしくみが定着しており、取得率も高い。
・社内託児所を設置し、常時利用・一時保育を実施している。
・女性の活躍推進をはじめ、「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」推進の取組を行っている。
・男性の育児休業取得が年々増加しており、「プラチナくるみん」の認定を受けている。
・製造業においての「働き方改革」のモデルケースとなり得る取組を進めている。
[名 称] 株式会社第三銀行
[代 表 者] 取締役頭取 岩間 弘
[所 在 地] 松阪市
[業 種] 金融業
(主な選考理由)
・所定外労働時間数の削減の取組の実績がでている。
・「くるみん」に認定されており、第3回「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」の“イクボスさんいらっ
しゃい部門”で大賞を受賞した。
・男性の育児休業について、管理職でも取得者が出るなど、取組が進んでいる。
・女性管理職養成のための独自プロジェクトに取り組んでおり、管理職数も年々増えている。
≪イノベーション賞≫
[名 称] 株式会社山下組
[代 表 者] 代表取締役 山下 信康
[所 在 地] 志摩市
[業 種] 建設業
(主な選考理由)
・タブレット支給や機器の導入など、IT化を進め業務の効率化や、誰もが働きやすい職場づくりに努めて
いる。
・現場作業員の通勤時間に対して時間外勤務手当を支給するなど、独自の特徴的な取組を行っている。
・子育て・介護等にかかる休暇の柔軟な運用を行っている。
・津波避難施設の設置等、地域の企業として独自の取組を行っている。
[名 称] 株式会社ZTV
[代 表 者] 取締役社長 田村 憲司
[所 在 地] 津市
[業 種] 情報通信業
(主な選考理由)
・20時以降の原則時間外労働禁止やノー残業デー等の所定外労働時間削減の取組が定着し、実績をあげて
いる。
・短期育児休業制度(有給)を制定し、初めて男性の取得者が出た。
・育児短時間勤務等の制度も整い、利用が進んでいる。
・メディア関連企業において、モデルケースとなる取組を進めている。
≪奨励賞≫
[名 称] 株式会社石吉組
[代 表 者] 代表取締役社長 橋爪 吉生
[所 在 地] 志摩市
[業 種] 建設業・介護業
(主な選考理由)
・女性活躍推進の取組が進んでおり、管理職の女性比率が高く、成果が出ている。
・特に介護業における働き方改革の取組が進んでおり、柔軟な働き方を支援するなどしてワーク・ライフ・
バランスの取組を推進することにより、所定外労働時間数や離職者も減少し、実績をあげている。
2 表彰式
[日時]平成29年11月20日(月)15時00分~16時00分(予定)
[場所]サン・ワーク津 2階大会議室(津市島崎町143-6)
「平成29年度ワーク・ライフ・バランス推進サポート事業中間報告会」
(13時00分~16時00分)において実施します。