故クニオ・ナカムラ元パラオ大統領から三重県に寄贈され、三重県水産高等学校で展示を行っている友好のカヌーについて、同校生徒による操船実習や、第9回太平洋・島サミットの地元プログラムでの展示等に活用するため再度修繕を行うこととし、カヌーの現状を把握するため、以下のとおり進水試験を実施します。
1.進水試験の概要
日時 令和2年12月5日(土曜日) 9時
場所 三重県立水産高等学校(志摩市志摩町和具2578) 艇庫付近
内容 4日午後より応急修繕を行った上で、5日9時に実際に海面に浮かべる進水試験を行います。
2.参加者
NPO法人 日本航海協会 理事長 奥 知樹 ほか3名
三重県水産高等学校校長 水谷正樹
3.備考
(1)経緯
平成 8年 パラオ大統領(クニオ・ナカムラ氏)から三重県へカヌーを寄贈
水産高校実習船で移送し、同校で展示・保管
平成27年 日本航海協会の申し出を受け、県がカヌーの修繕を依頼
~30年 同協会が「ツクヨミプロジェクト」として、修繕したカヌーによる
宮崎県から三重県までの航海を計画・実施(実際は神戸まで)
令和元年8月 水産高校へカヌーを返還
(2)水産高校でのカヌーの活用方針
修繕したカヌーは、令和3年度に水産高校で操船実習を行うことで生徒が基礎的な航海術を学ぶとともに、その映像を同校とパラオ高校が予定しているオンライン交流に活用します。
(3)第9回太平洋・島サミットでの展示
同サミットの地元プログラム開催場所(候補地:海女小屋体験施設さとうみ庵)でカヌーの展示を行い、島嶼国のパラオと本県の絆をPRします。
4.取材
取材にお越し頂く報道機関の方は、前日(4日)までに国際戦略課担当者へご連絡ください。
水産高校 : 水谷校長 0599-85-0021
当日(5日)連絡先: 水谷校長携帯 090-4083-8753