「三重県ファン」である中国吉林省の会社経営者 劉 永軍(りゅう えいぐん)氏が発起人となり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、マスク2万4千枚が長春市から三重県へ寄附されることになりました。
発起人らとの仲介役を務めたNPO法人三重県日本中国友好協会からの贈呈式を下記のとおり行います。
なお、寄附されたマスクについては、県内の県立学校、児童養護施設、放課後等デイサービスなどへ配付されます。
記
1 日時 令和2年4月9日(木曜日) 13時から13時15分
2 場所 三重県庁3階 秘書課 プレゼンテーションルーム(三重県津市広明町13番地)
3 出席者
贈呈側 NPO法人三重県日本中国友好協会 会長 舟橋裕幸
副理事長 小宮一郎
受贈側 副知事(雇用経済部長事務取扱) 廣田恵子
子ども・福祉部次長 中澤和哉
雇用経済部次長 増田行信
教育委員会事務局次長 中野敦子
4 内容 寄附目録贈呈、感謝状贈呈
5 寄附物品 マスク2万4千枚
(参考 寄附に至った経緯)
発起人の劉永軍氏は、中国吉林省の長春中杉実業集団股份(なかすぎじつぎょうしゅうだんこふん)有限公司 董事長です。
同氏は、2019年2月にNPO法人三重県日本中国友好協会(以下「三重日中」)が受入・アテンドし、県内医療機関での人間ドックや診察を目的に来県。その際、県内観光地などを訪問したところ、豊かな自然や文化、美味しい食事、穏やかな気候風土、人々のおもてなしが気に入って「三重県ファン」になり、これまでに5回以上来県されています。
三重県でも新型コロナウイルス感染症の感染者が出ており、マスクが不足している状況を知った劉氏から、マスクを寄附したいとの申し出がありました。
今回は、劉氏の知人の吉林省長泓水利工程(ちょうこうすいりこうてい)有限責任公司 董事長 王 宝森(おう ほうしん)氏や、三重日中とつながりのある吉林省智晟経済技術合作(ちせいけいざいぎじゅつがっさく)有限公司 総経理 劉 暁巍(りゅう ぎょうぎ)氏からも賛同を得て、計3名の方がマスクを集めてくださいました。
3名の方が集めたマスクを、地元の長春市政府(長春市人民対外友好協会)を通じて三重日中が受け入れることになりました。