令和5年度病害虫発生予報第7号を発表します。向こう1か月における農作物の病害虫発生予報の概要は以下のとおりです。詳細については関連資料をご覧ください。
向こう1か月の予報と対策
1 作物
イネでは、イネミズゾウムシの発生量は少と予想されます。
コムギでは、赤かび病の発生量は平年並と予想されます。気象条件に注意し、開花の状況を確認して防除に努めてください。
2 果樹
カンキツでは、ミカンハダニの発生量はやや多と予想されます。マシン油乳剤を散布していない圃場や現在発生が認められる圃場では、今後の増加に注意してください。そうか病、かいよう病(温州、中晩柑)の発生量は平年並と予想されます。
ナシでは、黒星病及び赤星病の発生量は平年並と予想されます。
3 茶
チャでは、カンザワハダニの発生量は平年並と予想されます。チャノホソガの発生時期はやや遅と予想されます。
4 野菜
イチゴでは、灰色かび病の発生量はやや多と予想されます。病勢が進行すると防除が困難になります。圃場をよく観察し、早期発見・早期防除に努めてください。うどんこ病の発生量はやや少と予想されます。ハダニ類の発生量は平年並と予想されます。
キャベツでは、菌核病の発生量はやや少と予想されます。