令和元年度 病害虫発生予察特殊報第2号を発表します。なお、詳細については関連資料をご覧ください。
1 病害虫名 : ツマジロクサヨトウ(チョウ目、ヤガ科)、Spodoptera frugiperda
2 発生確認作物 : ソルガム
3 発生確認の経過
令和元年9月3日、鈴鹿市の圃場において、緑肥用のソルガムからツマジロクサヨトウの疑義幼虫による食害が確認され、被害株から幼虫を採集し農林水産省名古屋植物防疫所に同定依頼をしたところ、令和元年9月4日に本県未発生のツマジロクサヨトウと判明しました。
国内では、令和元年7月3日に鹿児島県の飼料用トウモロコシで初めて確認され、その後、熊本県、宮崎県、長崎県、沖縄県、大分県、佐賀県、高知県、茨城県、福岡県、岡山県、千葉県、山口県、愛媛県、福島県の15県で発生が確認されています。
これまでのところ、国内では飼料用トウモロコシでの発生が主ですが、スイートコーンやソルガムでも確認されています。
以下の詳細については関連資料をご覧ください。