三重県では、平成29年度から、企業・活動団体・行政等との協創により生物多様性の保全を進める「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の取組を進めています。
このたび、絶滅危惧種であるシロチドリ及びコアジサシなどの繁殖場の保全を、様々な主体と連携して進めるため、日本野鳥の会三重、国立大学法人三重大学大学院生物資源学研究科、津市及び三重県の4者で、以下のとおり協定を締結しました。
鳥類の繁殖場の保全の推進に関する協定の概要
1 協定締結者
日本野鳥の会三重
国立大学法人三重大学大学院生物資源学研究科(以下、「三重大学」という。)
津市
三重県
2 協定に基づく取組内容
(1)日本野鳥の会三重:生息状況調査等の実施、知識・技術の提供、活動の啓発
(2)三重大学:繁殖場の保全活動への参加、知識・技術の提供等、活動の啓発
(3)津市:活動場所の利用に関する協力、広報、普及啓発への協力等
(4)三重県:活動場所の利用に関する協力、広報、普及啓発への協力等
3 協定締結日 令和2年6月10日
4 協定期間 令和2年6月10日から令和3年3月31日まで
(以降、年度ごとに更新予定)
5 その他
今回の協定締結は、「みえ生物多様性パートナーシップ協定」として8件目の締結となります。
本協定の活動の一環として、安濃川河口の繁殖場に看板を設置しました。