三重県では、平成29年度から、企業・活動団体・行政等との協創により生物多様性の保全を進める「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の取組を進めています。
このたび、絶滅危惧種であるイヌナシ(マメナシ)の保全活動について、様々な主体と連携して進めるため、株式会社NTN三重製作所、特定非営利活動法人多度自然育成の会、桑名市及び三重県の4者で、以下のとおり協定を締結しました。
イヌナシ(マメナシ)の保全活動に関する協定の概要
1 協定締結者
株式会社NTN三重製作所
特定非営利活動法人 多度自然育成の会
桑名市
三重県
2 協定に基づく取組内容
(1)株式会社NTN三重製作所:保全活動に必要な資金又は資材の提供及び活動への参加
(2)多度自然育成の会:イヌナシ保全活動の実施
(3)桑名市:広報、普及啓発への協力等
(4)三重県:広報、普及啓発への協力等
なお、協定に先立ち、株式会社NTN三重製作所から、保全活動に必要なものとして、次の資材が提供されています。
・簡易トイレ 2セット
・保護柵用木杭 200本
3 協定締結日 令和元年9月18日
4 協定期間 令和元年9月18日から令和2年3月31日まで
(以降、年度ごとに更新予定)
5 その他
・「みえ生物多様性パートナーシップ協定」は今回で7件目の締結です。
・主な活動場所である「多度のイヌナシ自生地」は国の天然記念物に指定されています。