県では、平成31年度にむけて「三重の森林づくり基本計画」の改定や「みえ森と緑の県民税」の制度見直しを進めてきたところです。
このたび、これらの改定に合わせ、これまで以上に県民の皆さんに森林や林業に対する関心を高めていただくことを目的に、三重県総合博物館において展示・体験イベントを開催します。
子どもから大人までどなたでもお楽しみいただけますので、ぜひご来場ください。
1 日時
平成31年3月12日(火)から3月17日(日) 9時から17時まで
2 場所
三重県総合博物館 交流展示室および交流活動室
(津市一身田上津部田3060)
3 主催・協力
主催:三重県農林水産部みどり共生推進課
協力:三重県総合博物館
4 内容
(1)展示コーナー
【パネル展示】
三重の森林づくり基本計画を、パネルや模型などを用いてわかりやすく紹介します。
また、各コーナーにおいて、SDGsとの関連についてもコメント形式で紹介します。
[森を守り、森に守られる]
・森林の公益的機能や治山事業の役割に関するポスター展示
・実際の測量器具を用いた測量体験
・模型を用いた治山施設の機能の解説
[みんなで作る理想の森林]
・理想の森林について学ぶクイズの実施
[林業のスペシャリストを育てる]
・林業で使用する道具、保護具の展示
[いろいろな形で三重県の木を使おう/三重の木を使おう、森を育てるために]
・県産材の利用促進や「木づかい宣言」に関するポスターの展示、パンフレットの配布
・木製品(小物、おもちゃなど)の展示
[伝える、学ぶ みえの森と木]
・森林環境教育・木育に関するパネル展示
・みえの森フォトコンテスト・緑化ポスター・伊勢工業高校との連携作品の展示
[みんなの力で森を元気に!]
・「企業の森」参画企業による取組のパネル展示
【映像展示】
森林づくりや森林環境教育・木育に関して、森林の中を疑似体験できる映像や、県内の学校の取組を紹介する映像を放映します。
[彩りと賑わいのある森林づくり・伝統ある林業地三重です]
・森林で実際に聞こえる音と映像による疑似体験
[伝える、学ぶ みえの森と木]
・平成30年12月に開催した「みえ子ども森の学びサミット」における、学校の取組発表動画の放映
・青山高校と連携して製作した森林環境教育・木育動画「つかって元気に!」の放映
(2)体験コーナー
【ミエトイ・キャラバン】
木のボールプール「もりぼーる」や三重県産の木材を使用した積み木などの遊具を体験できます。
【ワークショップ】
交流活動室で下記のワークショップを行います。
[木育教室]
三重県のさまざまな木に触れてその違いを体験します。併せて、ヒノキの間伐材を活用したバターナイフ
づくりを行います。
(開催時間)平成31年3月16日(土)
1回目:10時から11時30分 2回目:13時30分から15時
(募集人数)各回 親子10組(当日、先着順で受け付けます。)
(実施主体)森の研究所(大台町・森のせんせい)
(参加費) 無料
[木製「三重のふるさとかるた」体験会]
三重の特徴がふんだんに盛り込まれた「ふるさと三重かるた」を三重の木(ヒノキ)で製作しました。木に触れて、三重を学べる体験会を行います。
(開催時間)平成31年3月17日(日)
1回目:10時から11時30分 2回目:13時30分から15時
(募集人数)各回 小学生10名(5名ずつ2チームに分けて行います。当日、先着順で受け付けます。)
(実施主体)一般社団法人三重県森林協会(津市・森のせんせい)
※SDGs(持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。