県では、「みえ森と緑の県民税」を活用し、木製玩具などを通じて、木に触れ、木の香りを知り、木の持つ特徴や魅力などを理解し、学ぶ「木育(もくいく)」の取組を推進しています。
このたび、三重の木を活用した商品開発を行っている大建工業株式会社(大阪府大阪市)およびGR内装材協会(事務局:森林組合おわせ)から、木育の推進に積極的に取り組んでいる「みえこどもの城」へ、尾鷲ヒノキを使った木質化空間パッケージ「ウッドキューブ」が寄贈され、同施設内で展示、運用されます。
1 展示運用開始
平成29年12月3日(日)
2 設置場所
みえこどもの城1階 ミュージアムショップ(松阪市立野町1291)
※同日、「みえ子ども森の学びサミット」が開催されます。
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0026100056.htm
3 ウッドキューブの特徴
建築躯体に固定する大掛かりな工事を行うことなく設置が可能で、国産・地域木材を使用した主要材を
立方体状に構成した基本構造に、床、壁、照明などの部材を組み合わせてつくり上げるユニット型のパッ
ケージです。
4 製作における特徴
柱などの主要な部材に、日本農業遺産に認定された「尾鷲ヒノキ」を活用するとともに、床材には土足
に対応するため、大建工業株式会社の独自技術であるWPC加工※を施した「コミュニケーションタフ」を
使用しています。
また、商品展示棚には床材と同様に、尾鷲ヒノキで作られたカウンターを使用しています。
※WPC加工:木材組織にプラスチック樹脂を注入・充填し、硬化させる技術
5 その他
当日は取材が可能です。詳細については下記担当者へご連絡ください。
三重県農林水産部 みどり共生推進課
担当:木下・水上 TEL:059-224-2513(12月3日は080-3708-1767)
(ウッドキューブに関するお問合せ)
大建工業住空間事業部
担当:太田 TEL:059-255-0647
※みえこどもの城との木育における連携
森林環境教育・木育の取組発表会「みえ子ども森の学びサミット」を昨年度に引き続き、平成29年12月3日(日)に開催するとともに、三重の木でできたボールプール「もりぼーる」を常設しています。