1 概要
三重県多気郡明和町において、12月14日に回収したオオタカ1羽の死亡個体について、12月20日に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたことを受けて、12月25日(日)及び26日(月)の2日間、環境省が派遣した野鳥緊急調査チーム及び三重県農林水産部職員が、現地の鳥類の生息状況調査、死亡野鳥調査を実施しましたので結果をお知らせします。
2 調査結果
・野鳥監視重点区域内(死亡野鳥の発見場所から半径10km以内)において、渡り鳥の飛来地等の計13地点
で生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施しました。
・死亡野鳥、異常な個体は認められませんでした。
(参考)
・観察された鳥類 64種
うち、リスク種1 5種(キンクロハジロ、オオタカ、チョウゲンボウ等)
リスク種2 9種(マガモ、オナガガモ、スズガモ等)
リスク種3 19種(ヒドリガモ、カルガモ、カワウ等)
※本調査結果は暫定値です。
※リスク種とは、環境省の「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」におい
て、感染して死亡しやすい種を中心に設定されています。
3 今後の対応方針
引き続き、「野鳥監視重点区域」における野鳥監視を実施します。