平成28年7月に伊勢志摩国立公園が環境省の「国立公園満喫プロジェクト」における先導的モデルのひとつに選ばれ、世界水準の「ナショナルパーク化」を目指すことになりました。
同プロジェクトの推進にあたり関係機関の相互連携を図るための地域協議会の設立総会、および先導的モデル選定を記念したシンポジウムを下記のとおり開催します。
記
1 日時
平成28年9月11日(日) 9時30分から11時15分まで
2 場所
三重県営サンアリーナ レセプションホール(伊勢市朝熊町字鴨谷4383-4)
3 概要
(1)設立総会 9時30分から10時まで
a)議題
伊勢志摩国立公園地域協議会設置要綱について等
b)出席者
観光関係団体、交通事業者、国の地方機関、関係行政機関等
c)会議の公開・非公開
会議は公開で行います。
d)傍聴
4.申込先まで9月9日(金)12時必着でメールもしくはFAXにてお申込みください。
(定員(20名)になり次第終了します。)
(2)シンポジウム 10時から11時15分まで
a)プログラム
【基調講演】
「国立公園満喫プロジェクトの推進について」
講師:環境省自然環境局国立公園課長 岡本 光之 氏
<内容>
環境省では、政府が本年3月30日にとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」
に基づき、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化を図るこ
とを目標に、「国立公園満喫プロジェクト」として8カ所の国立公園を選定し、それぞれの
地域協議会において関係者が連携して、2020年までに訪日外国人を惹きつける取組を計
画的、集中的に実施することとしています。そのプロジェクトの詳細について講演いただき
ます。
【パネルディスカッション】
「伊勢志摩国立公園の魅力と世界を魅了するナショナルパーク化に向けて
~サミットのレガシーを活かすために~」
コーディネーター:鈴木 英敬(三重県知事)
パネリスト(五十音順):石原 義剛 氏(海の博物館館長)
江崎 貴久 氏(海島遊民くらぶ代表)
坂 美幸 氏(月兎舎 NAGI編集長)
笹岡 哲也 氏(神宮司廳営林部長)
<内容>
本年5月のG7伊勢志摩サミットの開催により、「伊勢志摩」の知名度、自然のすばらし
さの認知度が大きく向上しました。また、地域住民には一体感、総合力、国内外からお越し
いただくお客様へのおもてなしの心がさらに醸成されました。日本の歴史・文化が融合した
自然、そして人の暮らしや営みに育まれた自然を有する伊勢志摩が、これからナショナル
パークとして飛躍するためのキックオフとなるパネルディスカッションを行います。
b)定員
100名(先着順)
c)参加費
無料
d)申込方法
4.申込先までメールもしくはFAXにてお申込みください。
e)主催等
主催:三重県
後援:伊勢志摩国立公園指定70周年事業実行委員会
4 申込先
設立総会およびシンポジウムの申込みは下記の宛先までメールもしくはFAXにてお願いいたします。
農林水産部みどり共生推進課
メール midori@pref.mie.jp
FAX 059-224-2070
5 伊勢志摩国立公園について
・概要
指定 1946年11月20日
面積 陸域:55,544ヘクタール 海域:19,100ヘクタール
公園区域 伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町
・特色
伊勢志摩国立公園は、三重県中央部に位置する志摩半島と、その周りに広がる国立公園で、おおよそ
2つのエリアに分けられます。一つは、伊勢神宮と背後に広がる自然豊かな森林環境を中心とした内陸
のエリア、もう一つは複雑な地形・地質及び小さな入り江と岬が無数に点在するリアス海岸に代表され
る海岸沿いのエリアです。ほかの国立公園に比べると、民有地の割合が96%以上と非常に高く、人の
生活圏を多く含むため、伊勢神宮、海女漁、真珠養殖に代表される地域の生活、歴史、文化、風習に深
くふれることができるのが特徴で、美しい景観を誇るとともに人と自然の関わりを感じさせてくれる国
立公園です。
本年11月20日には、国立公園指定70周年を迎えます。