県では、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、森林のCO2吸収機能に経済的価値を生み出す「J-クレジット制度」の活用による森林整備を促進するため、令和5年度から県行造林(※)をモデルにスマート技術等を活用した、J-クレジットの創出に取り組んでいます。
この度、三重県として初めて森林由来のJ-クレジット創出が認められました。
1 取組場所
国津県行造林(名張市)
2 J-クレジットのプロジェクト名称
三重県名張市国津県行造林におけるJ-クレジット創出プロジェクト
3 J-クレジットのプロジェクト実施者名
三重県
4 J-クレジットの計画期間
令和5年5月2日から令和14年3月31日
5 J-クレジットの対象面積
222.99ha(計画期間内に10,499t-CO2の吸収量を想定)
6 J-クレジットの認証を受けた対象期間
令和5年5月2日から令和6年3月31日
7 J-クレジットの認証を受けたクレジット量
899t-CO2
8 今後の展開
今回認証を受けたJ-クレジットは、令和7年度からの公募による販売を予定しており、「三重
の自然由来カーボンクレジット活用推進に向けた連携プラットフォーム」等を活用しながら、企業
に向けたPRを行っていきます。
※県行造林:県が土地所有者と分収契約を結んで、その土地に対して県が造林(樹木の植栽及び保
育・管理)を行い、そこで生じた収益を土地所有者と分収するもので、森林資源の造成と林地の保
全を図ることを目的として実施しています。