本日(7月5日)、いなべ市の一部地域において、野生いのししに対する経口ワクチン散布を実施しました。
1 概要
(1)日時 令和元年7月5日(金) 10時~15時40分
(2)場所 いなべ市地内 5か所
(3)実施者 いなべ市職員、三重県職員 計8名
(4)研修及び作業内容
10時~11時 散布方法等の講義 (講師:岐阜県担当職員)
11時30分~ 散布場所(1か所)において、実地研修を兼ね、作業手順(*)等の説明を受
けながら散布作業を開始。
午後からは2班(1班4名)に分かれ、残り4か所で散布作業を実施。
*作業手順
・1か所で10個程度の穴(深さ10~15㎝)を掘り、
1穴に各2個づつ経口ワクチンを入れ、埋め戻す。
15時40分 作業完了(5か所に計100個散布)。
2 今後の対応
・本日散布したワクチンは5日後(7月10日(水))に掘り返して、未摂取の経口ワクチンを回収する予定。
・本格実施については、本日の先行実施地域も含めた散布対象地域で、7月16日(火)から7月18日(木)にかけて経口ワクチン散布を行います。
3 報道機関へのお願い
・経口ワクチン散布は、野生いのししの誘引への影響や豚コレラウイルスの拡散の恐れなどを踏まえ、必要最小限の人数で行う必要があることから、散布実施場所での取材等については、自粛いただきますよう、お願い申し上げます。
4 その他
・経口ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分や食品からできており、安全であると評価されたものです。
・豚コレラは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に出回ることはありませんが、仮に感染豚の肉を摂取しても人体に影響はありません。