三重県と日本航空株式会社(JAL)は、平成27年12月12日に締結した「食」と「観光」に関する協定に基づくさまざまな取組を進めています。
その一つとして、平成28年9月から現在まで中部(名古屋)発バンコク行及びホノルル行のビジネスクラスで提供している 鳥羽国際ホテル 山﨑 俊和 総料理長が監修する洋食メニューは、お客さまから大変ご好評をいただいております。JALは今般、三重県の協力を得て、引き続き山﨑総料理長監修による新メニューを開発し、以下のサービス内容で提供します。
今回の新メニューでは、GAP※1認証を取得している三重県立明野高等学校の伊勢茶や、AEL※2認証を取得している伊勢まだいなど、合計8品目の三重県産食材・食品を使用します。
なお、JAL機内食に高校生が生産したGAP認証取得食材を使用するのは、全国で初めてとなります。
※1 GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全などの持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことで、GAPが正しく導入されていることが確認された農場には、認証が与えられます。
※2 AEL(Aquaculture Eco-Label:養殖エコラベル)とは、生態系や資源の持続性に配慮した方法で漁獲・生産された水産物に対して、消費者が選択的に購入できるよう商品にラベルを貼付する認証スキームの一つです。
1 提供便・クラス・期間
(1)中部(名古屋)発 バンコク行 ビジネスクラス
平成31(2019)年3月1日(金)から2019年8月31日(土)
(2)中部(名古屋)発 ホノルル行 ビジネスクラス
平成31(2019)年3月1日(金)から2019年8月31日(土)
2 メニュー監修シェフ
鳥羽国際ホテル 総料理長 山﨑 俊和 氏
3 提供メニュー
※写真は全てイメージです。
※メニューや食材は予告なく変更となる場合があります。
(1)3月から5月(バンコク行及びホノルル行)
同期間に機内サービスに搭載される清水清三郎商店株式会社の日本酒「作 恵乃智」と相性のよいメニューを開発しました。
・【Appetizer】蛤と車海老の冷製 桜フレーバーの海水ジュレとサラダ
・【Beef】和牛すね肉のフォンドボー煮込み 洋わさび風味
・【Fish】伊勢まだいのグリエとタイラギ貝の軽い炙り 伊勢茶香るベルモットソース【三重県立明野高等学校産伊勢茶使用】
・じゃがいものヴィシソワーズ(ホノルル行のみの提供)
・鳥羽国際ホテルオリジナル 桜チーズケーキ
(2)6月から8月(バンコク行及びホノルル行)
・【Appetizer】三重県産マハタと彩り野菜のエスカベッシュ 三重県産豚肉のチーズ入りミートテリーヌ
・【Beef】牛フィレ肉のソテー 三重県産あおさと共に
・【Fish】鱸のポワレ トマトとフィーヌゼルブ入りブールブランソース
・ビーツの冷製スープ(ホノルル行のみの提供)
・鳥羽国際ホテルオリジナル コーヒーチーズケーキ
4 使用三重県産食材・食品及び提供事業者(予定) ※【初】は協定締結後初めての搭載を意味します。
・伊勢茶(GAP認証取得):三重県立明野高等学校(伊勢市)※高校生の生産品としては初搭載
・伊勢まだい(AEL認証取得):三重県漁業協同組合連合会(津市)
・マハタ(AEL認証取得予定):三重県漁業協同組合連合会(津市)
・青さのり(AEL認証取得予定):三重県漁業協同組合連合会(津市)
・豚肉:県内事業者から調達
・【初】鳥羽国際ホテルオリジナル コーヒーチーズケーキ:鳥羽国際ホテル(鳥羽市)
・鳥羽国際ホテルオリジナル 桜チーズケーキ:鳥羽国際ホテル(鳥羽市)
・鳥羽国際ホテルオリジナル フレンチドレッシング:鳥羽国際ホテル(鳥羽市)
5 これまでの三重県産食材を活用した機内食
(1)羽田発着国内線ファーストクラス機内食
平成28年4月(新割烹 柚子(伊勢市)田中 則晴 料理長監修)
(2)中部発バンコク・台北・上海・天津行ビジネスクラス機内食
平成28年3月から平成28年8月(三重県監修)
(3)中部発バンコク行ビジネスクラス機内食
平成28年9月から平成29年9月(鳥羽国際ホテル 山﨑総料理長監修)
(4)成田・羽田発欧米・オセアニア・アジア行、関空発アメリカ行、中部発ホノルル行ビジネスクラス
平成29年6月から平成29年9月(創作料理「山田チカラ」 山田 チカラ オーナーシェフ監修)
(5)中部発バンコク行及びホノルル行ビジネスクラス機内食
平成29年10月から平成31年2月(鳥羽国際ホテル 山﨑総料理長監修)