県では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」という。)を契機とした県産農林水産品の販売拡大を図るため、平成29(2017)年5月に県内の官民が一体となった「東京オリパラ三重県農林水産協議会」を設置し、GAP認証取得等の生産体制の整備や首都圏でのプロモーションなどに取り組んでいます。
この度、「東京オリパラ三重県農林水産協議会」の取組内容等をまとめた「東京2020大会を契機とした三重県農林水産品販売拡大戦略」を策定しました。
1 戦略策定のねらい
東京2020大会を契機として県産農林水産品の販路拡大を図る上で、農林水産の各分野や生産・加工・流通・販売の各段階における関係者が、めざす姿や取組の基本的な方向性等を共有し、販売拡大に向けた取組を戦略的に推進することをねらいとします。
2 戦略の位置付け
平成30(2018)年3月末に東京2020大会組織委員会が策定した「東京2020大会 飲食提供に係る基本戦略」を踏まえ、「東京オリパラ三重県農林水産協議会」が推進する戦略として、現状と課題、東京2020大会後のめざす姿を示した上で、東京2020大会をマイルストーンとして、(1)誰に、(2)何を、(3)どのようにプロモーションして販売先を開拓するのか、また、その販売先に対して(1)何を、(2)どれだけ生産し、(3)どのように加工・流通させるのかの基本的な考え方と取組内容等を示すものです。
3 戦略の期間
平成30(2018)年10月から平成32(2020)年度まで
4 戦略の構成
第1章 現状分析
第2章 めざす姿
第3章 取組推進の基本的な視点
第4章 取組の基本的な方向性
第5章 取組内容