県では、食の安全・安心の確保に関する基本的方向と実施すべき施策を定めた「三重県食の安全・安心確保基本方針」に沿って、平成31年度に実施する具体的な取組を示した「平成31年度三重県食の安全・安心確保行動計画」を策定しました。
○平成31年度の具体的な取組
・食の安全・安心を確保するため、「平成30年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」など
大規模なイベント等における監視指導の体制や方法等の経験を生かして、観光客や来県者等の増加が
見込まれる観光地の飲食店等を中心に監視指導の強化を図ります。
・生産段階の指導として、豚コレラなどの家畜伝染病については、生産者等に対して発生事例を踏まえた
実務研修会等の開催や個々の農場への飼養衛生管理基準に基づいた具体的な指導を行うとともに、県民
や食品関連事業者に対して食の安全・安心に関する正しい知識の取得に向けた普及・啓発を図ります。
・開催が間近にせまった東京2020オリンピック・パラリンピックにおける食材採用はもとより、大会
開催後の国内取引や海外輸出を有利に進められるよう、国際水準GAP、JGAP家畜・畜産物および
水産エコラベルの認証取得を推進するとともに、消費者や食品等事業者に対する認知度向上を図る
ため、GAP食材フェア等を開催します。