三重県では、農山漁村の有する豊かな地域資源を活かして、社会貢献や新規ビジネスなどに取り組む企業・地域を、「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」を通じて応援しています。
このたび、特定非営利活動(NPO)法人ふるさと企画舎(紀北町)と海洋ゴム株式会社(紀北町)が、「農山村活性化の取組に関する協定」を締結し、以下のとおり調印式を行います。
なお、三重のふるさと応援カンパニー推進事業による農山漁村と企業の協働活動としては12例目となります。
1 協定の内容
紀北町銚子川流域において、農山村活性化に向けた協働活動を行います。
2 協定調印者
(協定者)NPO法人ふるさと企画舎
海洋ゴム株式会社
(立会人)紀北町
三重県
3 協定調印式
(1)日時 平成29年12月9日(土)8時30分から9時まで
(2)場所 ふるさと企画舎くき漬け作業場(紀北町便ノ山)
(3)出席者
NPO法人ふるさと企画舎 理事長 田上至
海洋ゴム株式会社 常務取締役 石原強
紀北町 農林水産課 課長 武岡芳樹
三重県 尾鷲農林水産事務所 所長 太田憲明
※ 雨天の場合
(1)日時 平成29年12月13日(水)10時30分から
(2)場所 海洋ゴム株式会社(北牟婁郡紀北町中里658)
4 今後の予定
海洋ゴム株式会社の社員がNPO法人ふるさと企画舎の地域活動へ参加することにより、紀北町内の活性化に取り組んでいきます。
5 その他
調印式当日は、調印式のほか、紀北町の伝統食「くき漬け」の材料となる八つ頭(芋)の種芋の掘り起こしと仕分け作業を行います。
(調印式が12月13日(水)に延期となった場合は、協働作業は実施しません)
※NPO法人ふるさと企画舎は、紀北町営施設「キャンプinn海山」の管理運営を行いながら、生産者が減少している紀北町海山地区の郷土食「くき漬け」を守る取組を行っています。また、「銚子川」の環境保全やPRに取り組み、銚子川流域をより魅力ある地域として価値を高める活動をしています。
海洋ゴム株式会社は、紀北町に事業所を構え、これまで、地域清掃活動など環境への取組を行ってきましたが、さらに地域と交流しつつ貢献できることはないかという思いから、二者は平成27年度から協働活動を開始しました。今後も継続し、協働活動をしていくことから、今回、協定を締結することになりました。