三重県では、農産漁村の有する豊かな地域資源を活かして、社会貢献や新規ビジネスなどに取り組む企業・地域を、「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」を通じて応援しています。
このたび中日本高速道路株式会社、椿の農業と地域を考える会(鈴鹿市)、鈴鹿市の3者による農山村活性化の取組に関する協定(平成27年度締結)に基づき、今年度第2回目の協働活動を、以下のとおり実施することとなりましたのでお知らせします。
1 日時 平成28年12月11日(日) 9時30分から13時ごろ(小雨決行)
2 集合場所 矢田しいたけ園駐車場(鈴鹿市大久保町376)
(別紙 現地案内図参照)
3 参加者数 関係者約20名を想定
4 (1)活動内容 ヤブツバキ植栽準備、情報交換
(2)活動スケジュール
9時30分 開会
9時45分 作業(荒廃茶園の抜根、土作り)
12時00分 昼食・情報交換会
5 今後の予定
今回整備した畑にヤブツバキの苗を定植します(平成29年2月ごろ)。
年間数回の共同作業を行い、椿油の特産品化を目指します。
※椿の農業と地域を考える会は、平成19年に鈴鹿西部の茶・花木・畜産などの専業農家で設立しました。農業経営の収支悪化で遊休農地が増加するなか、平成30年に新名神高速道路のパーキングが整備されることを見据えて、平成23年から特産品開発や交流型農業など新しいビジネスモデルを企画・実践しています。現在の会員数は専業農家を中心とする約20名です。
※「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」とは、過疎高齢化や農林漁業の低迷などの課題がある一方で、豊かな地域資源を持つ農山漁村と、社会貢献や社員の福利厚生、新規ビジネス展開を検討する企業とが、お互いに結びつくことで双方がメリットを受けるようなより良い関係の創出をめざして、三重県が平成24年度から取り組んでいる事業です。