三重県では、農山漁村の有する豊かな地域資源を活かして、社会貢献や新規ビジネスなどに取り組む企業・地域を、「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」を通じて応援しています。
このたび、ふるさとづくり上高尾の会(伊賀市上高尾地域)と北伊勢上野信用金庫の二者で農山村活性化の取組に関する協定を締結しますので、以下のとおり調印式を行います。
なお、三重のふるさと応援カンパニー推進事業による農山漁村と企業の協働活動としては10例目となります。
1 協定の内容
伊賀市上高尾地域において、地域内のレストラン等の施設を活用した都市住民との交流や、地域の農産物を活用した6次産業化等による農山村活性化に向けた協働活動を行います。
2 協定調印者 (協定者) ふるさとづくり上高尾の会
北伊勢上野信用金庫
(立会人) 伊賀市
三重県
3 協定調印式 平成28年10月15日(土) 14時~14時30分
(1)場所 ふるさとづくり上高尾の会 レストラン(伊賀市高尾4503)
(2)出席者 ふるさとづくり上高尾の会 会長 山口久則
北伊勢上野信用金庫 常務理事 滝川康夫
伊賀市産業振興部 部長 尾登誠
三重県伊賀農林事務所 所長 西村和人
4 今後の予定
北伊勢上野信用金庫の職員らによるふるさとづくり上高尾の会の地域活動への参加、藁灰こんにゃくを始め特産品販売への協力等通じ、上高尾地域の活性化に取り組んでいきます。
5 その他
調印式当日は、調印式を行う施設内にて、市内のイベントで販売する「藁灰こんにゃく」の製造作業を行います。「藁灰こんにゃく」は、稲わらの灰を使った昔ながらの製法で作る地域の特産品です。
※「ふるさとづくり上高尾の会」は、平成22年1月、少子高齢化や過疎化で「ふるさと上高尾」が消滅してしまいかねない事態に強く危機感を抱いた地元住民13人で発足しました。現在は新たな会員も迎え20人となり活動も7年目に入っています。「ふるさとを残したい」との気持ちを原点に、田植えや野菜栽培など四季の交流イベント、藁灰こんにゃくづくりなど、地域外から来ていただけるような地域づくりに取り組んでいます。