農林水産部担い手支援課において、県内の認定農業者に郵便物(経営実態調査票)を送付する際、送付先住所と宛名が一致していない状態で発送していたことが判明しました。
今回の誤発送により、最大で13名の方の個人情報が流出あるいは流出した恐れがあります。
ご迷惑をおかけした認定農業者の皆様に対し、深くお詫びを申し上げますとともに、再発防止を徹底してまいります。
1 経営実態調査票に記載されていた個人情報
認定農業者の氏名(法人名)、認定団体(市町名または三重県)
※ 認定農業者の経営実態調査とは
三重県から県内の各認定農業者に対して、当年度の収支や労働状況などの経営実態をアンケート方式
で調査しています。
2 経緯
・令和6年2月20日(火)から28日(水)の期間に、農林水産部担い手支援課から1,999件の認定農業
者に向けて経営実態調査票を郵送しました。
・2月28日(水)午前11時頃に認定農業者1名から、送られてきた封筒や調査票に記載された氏名が
自分と異なるとの連絡がありました。
・担当者が、発送名簿を改めて確認したところ、住所と氏名(法人名)の欄にずれが生じており、486件
に対して、住所と宛名が一致していない状態で発送していたことが判明しました。
・誤発送判明後、486件の認定農業者に対し、直接説明と謝罪を行いながら調査票の回収を進め、
3月18日(月)までに未開封の調査票473件と開封済みの調査票6件を回収しました。
・残りの7件については、郵便局からの返戻を待っています。なお、7件の認定農業者には、誤配達
された場合には開封せず回収に協力いただくよう依頼しています。
3 県民への影響等
・調査票には、認定農業者の氏名(法人名)、認定団体が記載されており、最大で13名(開封された
6件と未回収の7件)の方の個人情報が流出あるいは流出した恐れがあるものと判断しています。
・なお、13名の方に対しては、改めて謝罪を行うとともに、本事案を公表することについて説明し、
理解をいただきました。
・現在のところ、個人情報の流出による被害は確認されていません。
3月18日(月)時点での回収状況
○回収済み 479件
・うち未開封 473件
・開封済み 6件
○未回収 7件
4 原因
担当者が、発送名簿をエクセルで作成する過程で、認定農業者の並び替えや追記・削除の操作において、氏名(法人名)と住所の欄にずれが生じたことに気付かないまま上書き保存し、修正箇所を元の情報と確認を行わないまま、宛名シールを作成したことが原因です。
5 再発防止策
・郵便物の発送名簿等外部に発出するための名簿を作成・修正する際は、別の職員が元の情報と突合する
など、ダブルチェックを徹底します。
・県が、予め経営実態調査票に記載していた、認定農業者の氏名(法人名)、認定団体は、今後は空欄
にして発送します。
・今回の事案を農林水産部内で共有し、注意喚起を行うとともに、業務の適切な執行に関する研修を
繰り返し実施し、再発防止に取り組みます。