総務省では、国民の生命、身体、財産を災害から防護するため、郷土愛護の精神に基づき、消防活動、火災予防思想の普及等に献身的に尽力している消防団員及び女性防火クラブ員の士気高揚を図るという趣旨に基づき「消防功労者総務大臣表彰」を実施しています。
このたび、令和6年度の県内消防関係者の表彰受賞者が下記のとおり決定しましたので、お知らせします。
記
1 受賞者
大台町消防団 団長 中西 一浩(なかにし かずひろ)氏
<功績概要>
昭和58年に入団以来、41年余の永きにわたり、一貫して消防使命の重要性を認識し、地域住民の安全確保の達成に対する姿勢は、他の模範である。
令和2年8月に木材工場で火災が発生した際、氏はいち早く現場に駆け付け、冷静沈着な判断のもと指揮を執り、隣接する住宅や山林への類焼を最小限に抑え、迅速な火災鎮圧に大きく貢献した。
その他、台風等の風水害時での活動や行方不明者に対する捜索活動など、さまざまな災害で団員の指揮監督を的確に行うとともに、平時においても消防施設及び機械器具の点検での巡回指導や率先して団員の育成指導に努め地域の安全安心に尽力してきた、その功績は誠に顕著である。
2 参考
県内消防関係者の受賞は2年連続になります。また、本年度は全国で13名(消防団員8名、女性防火クラブ員5名)が受賞されます。