防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰されるものです。
このたび、令和4年の表彰受賞者が下記のとおり決定しましたので、お知らせします。
なお、当該表彰に係る県内候補者の受賞は、令和3年度の「浜郷地区まちづくり協議会(伊勢市)」に続き、2年連続です。
記
1 受賞団体
(1)南が丘地区自主防災協議会(津市)
<功績概要>
南海トラフ地震等の大規模災害に備えた防災啓発、各種訓練は勿論のこと、1地区だけではなく、津波発生時に広域避難対象地域から当地区に避難してくる避難者への対応について、海岸地区・小中学校・行政が協働した住民主導の避難所運営の取組の実施を主導している。
特に避難所である小中学校と地域が密接に連携し、児童・生徒の安全を確保しつつ避難所がスムースに運営できるよう、先生方とそれぞれの役割・学校施設の使用範囲等について調整を行い、訓練に取り組んでいる。
(2)三重県立南伊勢高等学校南勢校舎(南伊勢町)
<功績概要>
東日本大震災を契機に、被災地でのボランティア活動、研修を行い、防災特別授業を実施するなど、災害に対する正しい知識と地域防災の現状・在り方を的確に理解し、また防災士資格を持つ生徒が、中学校で防災学習会の講師を務めるなど、地域の防災活動や県内外でのボランティア活動等を通じて、郷土を愛し、災害発生時には地域の一員として自ら課題や役割を見つけ主体的に行動できる人材の育成に取り組んでいる。
2 その他
受賞者への取材等の問い合わせについては、消防・保安課まで連絡願います。
(連絡先)消防・保安課 059-224-2108