ヘルプカード配布開始！
～ヘルプマークでつながるおもいやりの絆事業始動～

　県では、外見からわからなくても援助や配慮が必要な障がいのある方や病気の方などのためのヘルプマークについて、普及啓発に取り組んでいます。この度、２月２０日（火）から、ヘルプマークを表紙にデザインした「ヘルプカード」を、希望される方に配布します。
　これに合わせて、「ヘルプマーク」普及啓発のための取組「ヘルプマークでつながるおもいやりの絆事業」を開始します。

１．ヘルプカードの配布
（１）ヘルプカードとは
　外見からわからなくても援助や配慮を必要としている障がいのある方や病気の方などが、緊急連絡先や症状の特徴、かかりつけ医などを記載し、緊急時や災害時に必要な対処法を周囲に伝えるために所持するカードです。
（２）配布開始日　平成３０年２月２０日（火）
（３）規格　　　８５mm× ５３mm（クレジットカードと同じ大きさです。）
（４）作成枚数　１万枚
（５）配布対象
　障がいをお持ちの方、病気の方など、外出先や避難先で周囲の配慮や支援を必要とされる方
（６）ヘルプカード配布方法
　利用希望者に対して、以下「（７）ヘルプカード配布場所」においてヘルプカードをお渡しします。申請書などの書類の提出は不要です。
　　また、県のヘルプカードウェブサイトから、様式をダウンロードすることができます。
URL：http://www.pref.mie.lg.jp/UD/HP/20794012515_00001.htm
（７）ヘルプカード配布場所
　県庁地域福祉課、県各福祉事務所・保健所、県障害者相談支援センター、各市町福祉課窓口
　※郵送ご希望の場合は、送付先のお名前・住所を明記の上、返信用切手（８２円）を同封のうえ請求してください。
　　請求先（住所不要）
　〒514-8570　三重県　健康福祉部　地域福祉課　ユニバーサルデザイン班　あて

２． ヘルプマークでつながるおもいやりの絆事業
　県、市町、交通事業者、関係団体、ヘルプマーク使用対象者、事業の趣旨に賛同する一般の方などと連携した活動により、ヘルプマークの趣旨を広め、ヘルプマークを身に付けている方への理解と、声がけなどの支援を促す取組を実施します。

（１）ヘルプマーク・アンバサダーの設置・就任
　県や関係団体等と連携協力して、積極的に普及活動を進めていただく「ヘルプマーク・アンバサダー」を設置し、ヘルプカードの配布に合わせて委嘱します。
〇委嘱式日時　平成３０年２月２０日（火）１４時４５分から１５時まで
〇場所　三重県庁　３階　プレゼンテーションルーム
〇ヘルプマーク・アンバサダー就任者
　小﨑　麻莉絵　さん（株式会社オアシス代表・ヘルプマーク普及活動の会代表／別紙参照）
〇委嘱者
　三重県知事　鈴木　英敬
〇同席者
　健康福祉部長　　田中　功　
　健康福祉部次長　栗原　正明
　その他関係者
（２）交通事業者との連携啓発活動
　公益社団法人三重県バス協会により、県内の路線バスにヘルプマークの啓発ステッカーを順次掲示しています。
（３）ストラップ型ヘルプマークの配布
　平成３０年度からストラップ型ヘルプマークの配布を開始します。
　作成予定個数　１万個
　配布開始時期　平成３０年６月頃を予定
（４）資金調達のための寄付制度の導入
　ヘルプマークの作成や普及啓発に活用するため、取組の趣旨に賛同いただける方の後押しによる寄付制度（クラウドファンディング・ふるさと納税）を平成３０年度から導入します。
（５）普及啓発の取組
　・学校出前授業によるヘルプマークの啓発
　・ヘルプマークをテーマとしたセミナーの開催
　・駅前、イベント等での啓発　　　　　　　　　　　　　　　など

【参考】ヘルプマークとは
　義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるマークです。
　平成２４年から東京都でストラップ型ヘルプマークが配布され、現在、全国へ普及しつつあります。